それを言われたら、反論出来ないんだけど
豪くんは俺のことなんだと思ってんだか。
レシーブ練習が終わった甲斐さんが走ってくる
具体的に聞かれたならしょうがない
とりあえず思ったことをトゲのないように
「お前らー、もうそろそろ体育館閉まるから切り上げろよー」
コーチから号令がかかる。
もうそんな時間か。
なんか、練習終わり的なこと言われるとドッと疲れる
思わぬことを言われた。
てか、ご飯一緒に食べたところで、黙食なんだけど?
別に一緒に食べることは嫌じゃないけど、
会話もない、人の輪から外れて隅っこの方でご飯食べることの何が良いんだろう。
昨日甲斐さん食堂で藍さん達と食べてたし
俺と豪くんが黙って食べてたのを知らないはずがない。
ご飯食べる時くらい俺が落ち着きたいし、
今日はもう、音が多い中に居たくない
自主練も頑張ったし、限界。
うわ、この人なんて事を言いやがる。
俺の事情知っててそれ言う?
いや、でも、豪くんも楽しく皆でワイワイしながらご飯食べたいよな。
てことは、俺今日から豪くんも居ない
隅っこでぼっち飯?
たすけて、古賀さん。マサさん。
俺、早速孤独を味わうらしいです。
この先輩、俺という名の後輩を見捨てた鬼だ
甲斐さんに対しての罪悪感半端ないけど、
鬼とか嘘。
前言撤回
豪くん優しすぎ問題
まじ好き











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。