第15話

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2026/05/30 14:48 更新










え?瑛宜が諦めようとしてる?













誰のことを?俺のことを??
海龍
お前最近避けてるやろ
海龍
そりゃ諦めようとするわ

















隣にいるのが当たり前だと思ってた瑛宜が
















俺を好きじゃなくなる













その未来だけは絶対に嫌だった
聖人
俺帰る


そう言って立ち上がる













海龍は追いかけてこない










靴箱へ向かう階段












俺一人の足音が響いていた












靴を履き不意に外を見ると










夕焼けの中ひとり歩く瑛宜を見つけた











足が止まる










瑛宜を呼び止めたい











でも声がでーへん












そんな自分が情けなかった










すると











瑛宜が振り返った









一瞬だけ目が合う










瑛宜は困ったように笑って













軽く手を振った














それだけだった











前みたいに近寄ってきて











「一緒に帰ろー!!!」











もない。胸が痛む











初めて思った








もう遅いかもしれん












俺が怖がって逃げてたせいで











すぐ目の前にいる瑛宜を失うかもしれへん

















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