お父さんっ、、お父さんっ。。
大丈夫よ、あなた
これからは2人で暮らしていきましょう?
そうだね…
今でも忘れはしない。
私は15歳の夏最愛の父を亡くした。
私の父は生前いつも私に「強くたくましく生きろ」と言ってきた。
まさかそんな父が一瞬でいなくなるとは…。
父が亡くなったのは私の塾の迎えに来てくれた時だった。
私を横に乗せいつもの曲を聴きながら帰る予定だった。
しかし交差点で信号無視したトラックが横からやってきた…
その瞬間父はうなされたようにうずくまり帰らぬ人となってしまった。
私はその出来事を真横で見なければいけなかった。
そして、その出来事は私の今後の人生に大きく関わることになる。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。