律-side
今日も私はいつも通り陽が出始めた頃に起きた
隣ではまだ妹がスヤスヤと眠っていた
今日もまた食べ物を探しに行く
30分程経って妹が起きた
2人) 頂きます
其れから1時間後
律は食べ物を探しに住処をでた
妹の頭を撫で、手を振って街の方へ歩き出した____
_________これが最後と別れだとは知らずに
今日は少し寄り道をした
最近行けていなかったあの場所へ
辿り着いた先はトタンで造られた小さな家___
ここに住むおじいちゃんは私達の親みたいな存在だ
私達に親が居ない事を知って自分の子供のように
大切にしてくれて、たまに食べ物を分けて貰う
私達の大切な人で大好きなおじいちゃんだ
ここに来るのは少し久しぶりだな.......
おじいちゃん)あぁ、律かい久しぶりだねぇ
わしは元気にしとったよ
あの子も元気にしてるかい?
おじいちゃん)そうかいそうかい、よかったわい
今日律は何しにここへきたんじゃ?
おじいちゃん)
そうか、街の方へいくのかい
街では危険が沢山ある、だから気をつけていくんじゃぞ
貧民街で暮らす孤児の子供をよく思わない奴等も沢山おる
この時間から此処を出るとなると、街まではかなり離れて
おるから帰る頃には陽は暮れてしまっておる。
気をつけて行くんじゃぞ
おじいちゃんに頭を撫でてもらい
律はおじいちゃんの家を後にした________
はりきって街へと歩いていった














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。