Mizuki_
次の日。
放課後、将聖と颯太のお見舞いに行くと湧と海人先生がいた。
颯太も起きていた。
湧「あ。瑞稀くんと将聖だ」
颯太「瑞稀くん!!将聖!!」
海人「2人ともおかえり。寄ってくれたんだね、ありがとう」
瑞稀「うん。なんか、元気そうでよかったよ」
颯太「ご心配おかけしました…笑」
瑞稀「ううん。無事ならそれでよかった。湧ももう大丈夫?」
湧「俺は元から大丈夫だよ!」
瑞稀「ならいいんだけど」
そういうと湧はにこって笑った。
本当は心配でたまらなかったくせに本人の颯太の前だと強がるのは、湧の少しのプライドだと思う。
なんて思いながら颯太の隣に座る。
将聖「だいじょぅぶ…?」
颯太「うん!大丈夫だよ!ちょっと大きいけがしただけだよ」
将聖「ん…」
瑞稀「頭強打したんでしょ?」
颯太「頭…うん、後頭部らへん?」
瑞稀「打撲だけで済んでよかったね、血とかでなくて」
颯太「うん。お医者さんも異常は全然ないって」
湧「颯太…ありがとうね」
颯太「ううん。湧とみんなが無事ならいいんだよ」
湧「…ありがと。今度は絶対俺が守るからね」
颯太「うん!約束ね!」
湧「任せろ!」
そういって小指同士を結んだ2人。
そんな2人は微笑ましくて俺だけじゃなくて、海人先生も笑顔になってた。
海人「よし。じゃあ3人とも今日は帰ろうか」
湧「え、俺も?」
海人「うん。湧は最近ここにいすぎ。いつも先生と同じ時間に帰るから夜も眠れてないでしょ」
湧「そんなこt…」
颯太「駄目だよ!ちゃんと帰って寝なきゃ!俺のせいで寝不足とか怒るよ!?」
湧「別に颯太に怒られても…」
颯太「廉先生に怒ってもらうよ?」
湧「…わかったよ」
颯太「あはは!笑」
廉先生の名前を出した途端いうことを聞いた湧を笑いながら、俺らは明日も来ることを約束して病院を出た。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。