撮影日の前日は何事もなく終わり、ついに現場入りだ。
スタッフさんと顔合わせをしつつ、楽屋へと向かっていく。
首元の赤い痕はファンデで隠したから大丈夫なはず…
楽屋で台本を読み直しつつだらけていると、ノックもなしに扉を開けてきた奴がいた。
一一そんなことするのは一人しかいない。
一つため息をついて、桜利のことは無視することにした。それをよく思わなかったのか、桜利は私の首元を覗いてきた。
首元を指でつんつんしてくる。その手を掴み、首から遠ざける。
舌打ちされた。
何かぼそぼそ言ってる気がするけど、無視無視っ☆
撮影開始まで五分前になった。今度は扉からノックが聞こえてくる。
私と桜利はノックが聞こえた時点で即座に切り替えて、さも台本の読みこみをしていたかのような素振りを見せる。
そんな健気な姿に、スタッフは心を打たれたように口元に手を当てていた。
扉が閉まった瞬間、二人はまた裏の顔に戻った。
グータッチをして、撮影現場へと向かっていく。
時に、スポットライト16もありがとうございますっす!!追記:なんか19に増えてる…感謝…
今回、更新期間みじけぇな まあGWあったからな
《《更新不定期の極み》》
まだ9話なんだ (((0.5話とか本編×とか書いてたからだろ
うーん、本家を見ないと段々桜利くんの解釈が曲がってくる…
↓皆の青春聞きたすぎる
アンケート
部活何入ってる?
運動部
27%
運動部のマネ
2%
文化部
40%
帰宅部のエース
17%
その他
15%
投票数: 101票
それでは、また会う日まで🌌













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。