うわっ…朝からかわいい天使の降臨か!?
みなさん聞きました!?俺と早く話したい!?何回も頭の中で繰り返してみても、かわいいしかででこない!
あ〜あ…言ってたことホントだったらいいな…
俺たちは1ヶ月後に控えた体育祭の話題で持ちきりだった。入学した当初は、林間学校でもちきりだったくせに。
それは…うん。先生が悪い!
騎馬戦ってあの騎馬戦だろ…?康二軽いから上になったら、落ちて大怪我負うかもしんねぇじゃん!
あからさまにしょんぼりした様子を見せると、康二は分かりやすくあたふたし出した。こういう姿も可愛すぎるのが罪すぎる!
こうしてみると、俺って意外とSっ気ある…かも?
モテてることを知らないの、か?俺が嫉妬するくらいに…
これが噂のナチュラルボーン康二か。
っていうか、どっちだ…?目立ちたいのか、目立ちたくないのか…?
次の瞬間だった。目を疑う光景が俺の目の前を覆ったのだった。
康二の髪をぐしゃぐしゃとかき回して呟いた。
完全にデジャヴじゃないか。何同じこと言ってやがるんだ、室ってヤツは!
なん…か怒ってる??えぇー?なんかしたっけ?
そう言って抱きついた康二を室はひっぺはがした。
言っちまったぁー!
いつも康二ってこんな感じなのかよ…
いつもみんなに大好きって言う大好き狂じゃん!!
でも!!!俺はもう抱きついてもらえただけでいいんだー♪
康二がそう言った途端に全力疾走したくなった。こんなにも自分の足が速くて嬉しかったことはない!
放課後ー。
龍太とは何だかんだ帰り道が一緒だった。
途中まではしょうもない話で盛り上がったが、急に龍太が真剣な顔をして俺を見た。
行きたくないって言ったら嘘になる。康二の浴衣姿を独り占めしたい。多分可愛いんだろうなぁ〜
驚いた。龍太が康二のこと、好きだったなんて。確かに、仲良いとは思ってたけど。
やっぱりこの対決は受けるべきなんじゃないか?
自分の気持ちと向き合うべきなんじゃないか?
浮かび上がるのは康二のキラキラ輝く笑顔。周りを幸せにする明るさと優しさ。どんな人にも分け隔てなく接する所も。全部全部…
全部全部?なんだ…?
もし康二が龍太と2人っきりで祭りに行ったら…?
うわっ、最悪だ!絶対に嫌だ。
気づいてしまった。俺は康二のことが大好きなんだ。もう他のやつに見向きもできないくらい、大好きなんだ。
これで俺と龍太の康二の浴衣をかけた絶対に負けられない戦いが幕をあけた。
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どうもです!✨
超久しぶりですよね!すみません🙏
憧れがあったんです🤭
体育祭とかでの対決とか!
でも超長くなっちゃいましたね💦
読みにくかったりしたら全然言ってください!
ご報告になってしまいますが、新作「ライオンくんはオレンジ色に恋をする」を公開しました🎉
ぜひ見ていただけると嬉しいです😊
でもこっちも徐々に公開できたらいいなと思うので、ぜひどちらもご贔屓ください!笑
ではこれからもよろしくお願いします🍀
バイナラ!ナライバ!またお会いしましょう〜
(新作の方には書きましたが、最近古いギャグにハマってます!笑)















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。