アンケート
次は誰の死ネタ?
ポケ
31%
まい
8%
ふぇに
8%
ゆぺ
4%
さく
31%
かに
19%
投票数: 26票
回答は多ければ多いほど助かりますが、ひとまず10票あれば、見てくれている四分の一の方が"誰の死ネタが見たいか"がわかります。
なので、10票集まっても、引き続き皆様の回答が欲しいです!
そして、内容の方もリクエストなどありましたらお気軽にコメントに書いて欲しいです!
なんとか僕も投稿頻度を上げられるよう努力しますので、これからもご協力・応援の程をよろしくお願いします🙇
※さくら君の死ネタです
・流血、に注意してください
・ふぇにくろ君も微死ネタになっています
苦手な方は気を付けてください🙇
逝ってらっしゃい
※ミスがあったので、更新しました
投稿日 4月23日 21時56分
電車の車両移動をする俺の後ろには、買い物をしすぎて両手に紙袋を持つさくらがフラフラとついてきている。
さくらがニカッと笑顔を見せる。
普段はおじいちゃんとか呼ばれてるけど、こう見ると可愛い担当よりも可愛い気がしてしまう
いや、まぁ実際そうなんだろうな
一番清楚だしw
ようやく椅子に座れて、一息ついたと思えば、車窓を指差して、俺の名前を呼ぶさくら。
俺達は今日、久々の2人きりの撮影にちょっとした旅行に来ていた。
少しからかうと、ムッとした顔になるさくら。
やっぱ可愛いな…
俺はもう腹が減って倒れそうです…
なんであなたはそんなに元気なんですか…
おじいちゃんでしょ…?
まぁ、元気なのは良いことだけども…
さくらと寿司屋の店内に入ると、和風ながらとてもお洒落な空間が広がっていた。
丁寧に大将らしき人が手で席を指してくれる。
俺達はそこへ腰掛けた。
さくらは美味しそうに寿司を頬張っている。
こんな普通な会話が楽しかった。
でも、もうすぐ旅行も終わり
ここを出たら後は電車で帰るだけ
俺達は、寿司屋を出て、また駅までの道を歩き出した。
俺より身長の低いさくらは、ムッとした表情のまま俺の顔を覗き込んでくる。
可愛いな、おい
駅に着いて、電車を待つ
終電で、あまり人は居ない
なんなら、俺達以外居ない
さくらは可笑しそうにクスッと笑いながらも、嬉しそうに俺を見ている。
冗談を言い合う
何気ないこの会話が楽しくて、今日がずっと続けばなとも思ってしまうほどだ。
彼の横顔は、暗めの駅の中で明るく、輝いて見えるほど素敵で、可愛かった。
電車がゆっくりとホームに入って来る。
俺達はガラガラの電車に乗り、端の席に並んで座った。
さくらはそう言うと、なんのためらいも無く、俺の肩に頭を乗せて眠りについた。
俺はイヤホンを着けて、音楽を聴くことにした。
正直飽きた…
1時間音楽を聴いた
そりゃ飽きる
窓の外を見ると、他の車両には何人か乗っていることが分かった。
時間自体はそんなに遅くなく、人が乗ってても全然おかしくない時間で、ただ俺達が乗った場所が少し田舎目な所だったから人がいなかっただけだと思う。
それでも、他の車両もそんなに乗っているわけでは無さそうだった。
俺も寝ようかな…
ギギィィィィッッッ…
ガシャッッッッ…
一体…何があったんだ…
俺達の乗る電車は、どうやら大きな事故を起こしたらしい
体が異常に痛い
自分の体を見ると、どうやら俺達は
窓から投げ出され、そのまま電車の下敷きになった
らしい
横を見ると、意識のないさくらがいた。
頭からは血を流している。
俺と大して状況は変わらない。
唯一違うのは、意識が無いこと。
俺は焦った
名前を何回か呼ぶが返答は無い。
ふと俺は、さくらのお腹の方を見る
やっと今の俺との大きな違いを見つけた…
さくらの腹部は、電車から外れた棒のような物が貫通していた。
よくよく聴くと、さくらの呼吸もどこかおかしい
まずい…、さくらが死ぬ…
だが、まだ希望が残っていることに気がついた。
サイレン…
確かに遠くからサイレンが聴こえ始めた。
まだ、助かる可能性がある
思うように声が出ない…
でも、きっと…誰かが見つけてくれる…
それまでは、届かなくても声を出し続けないと…
遠くで声が聴こえた。
あぁ…、やっと見つけてもらえたんだ…
これで、さくらも俺も…助かるんだ…
救急隊の人は、俺に一度声をかけ、元来た道を戻って行った。
さくらにも伝えなきゃ…
意識が無くても、聴こえてるもしれない…
さくらの方を見た
呼吸をしてない…
さっきまで浅い呼吸をずっと続けていた…
でも、今はそれすらない…
さくらが…死ぬ…
さっきまで出なかった声がいとも簡単に出た
俺はただひたすらに叫んだ。
でも、そんな事をしたせいか、だんだん呼吸が苦しくなってくる。
さくら…死なないで…死なないで…
俺を置いて…一人で死なないで…
また一緒にご飯食べに行こうよ…
その時は全部奢るから…
俺はそこで意識を手放した。
結局俺は…さくらに何もできなかった…
目が覚めると、白い空間にいた。
変な音と変な匂いが永遠と俺の五感を刺激してくる。
そうか…ここは病院だ…
自分の体に、管が何本も繋がっているのが薄っすらと見える。
急に俺の周りに人が集まる
でも、やっぱりそうか…
さくらはいない
認めたくなかった…
認めざるおえなかった…
現実に戻ってきたくなかったな…
でも、きっと…アイツに起こされなかったら
コイツらとも…また、会えてなかったんだろうな
複雑な気持ちが渦巻いて…苦しくなる…
視界が歪む…
鉛のように重く感じていた俺の身体が、軽くなる
ぽけは俺を強く抱きかかえていた
みんなが一斉に抱きついてくる
足りない分を補うみたいに、俺を泣きながら抱きしめるみんなは
温かくて
震えてて
何より俺を安心させた
ーー さくら…?
ーー 助かったんだ!…良かったぁ…
ーー …え…、でもさくらは今そこに居るじゃんか!
ーー ?…ちょっと何言ってるのか…w
ーー え…、本当に掴めないんだけど…
ーー ダメだ…理解できない…
ーー はぁ?何いってんだよ?まだやること沢山残
ってるだろ!
さくらは腕を組んで、俺に力強く言い放った。
ーー もう…会えないの…?
ーー ッッッ…、やだ…
その時俺は初めて体が動いた
さくらに思い切り抱きついた
温かくて…優しい匂いがして…
その時に、やっと呼吸を思い出した
泣き出したら、呼吸が苦しくなって、肺に沢山空気を取り込んだ。
さくらは俺を抱えるように、背中を擦りながら、もう片方の手で俺の頭を撫で続ける
そう言ってさくらは、俺の頬に両手を添えて、目を合わせる
さくらはニコッと笑顔を見せ、俺の両肩を軽く後ろへ押す
さっきまで真っ白だったはずの空間が、俺の所だけ真っ黒な奈落になっていた。
でも、次第に遠退くさくらの顔を見ながら落ちる暗闇は、どこか温かかった
ーー またな…
本日の挿絵


ちょ…あんま服無いとか気にしないで欲しいです…
乙らび













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!