今回のお話は…
これ、「ポケゆぺ」「ゆぺポケ」はそもそもあっているのか…
(未だにさくらくん。の「さく」か「さら」かで脳内戦争起きてる…。※因みに「さら」派が優勢)
※ゆぺ君の死ネタです
流血あり
逝ってらっしゃい
俺は今日も、メンバーと一緒に踊る系のショート動画を作るべく、ポケを誘った。
テンションは完全にオフで、特に気も張っていなかった。
時刻は既に7時、家に帰って準備して、ポケの中では動画を撮ると言う時間は無かったのだろう。
ポケは自分のカバンに荷物を詰めている。
ポケは準備をしながら、こっちも見ずに聞いてきた。
俺はまだちょこらびハウスに残る予定だったが、買い物ついでに着いていくことにした。
簡単に荷物を整えた後、俺とポケはちょこらびハウスを後にした。
唐突に話し出すポケ。
少し歩くとすぐにコンビニを見つけ、そこへ入ることにした。
俺がポケを誘うと、少し考えてから軽く頷いた。
入店すると同時に短い音楽が鳴り、店員に「いらっしゃいませ」と声をかけられる。
取り敢えず一緒に商品を選ぼうとお菓子コーナーへと歩みを進める。
ふと、すれ違った人物に違和感を覚えた…
俺はすぐに走り出す
俺の目には、あの不審な男の背中と、飲み物を選ぶポケの背中が映った
目の前に近づいた時、全体重を乗せて、ポケの体を押しのけた
ザッッ…
その瞬間、俺のみぞおち辺りに硬く冷たい物が勢い良く刺さった。
腹の方には生暖かいものが流れ、一瞬にして意識が遠のく。
異物を勢い良く抜かれた俺は、そのまま床へと倒れ込む。
薄れる視界には、焦って転びながらも俺の体を揺すって声をかけるポケの姿が映った。
必死に意識を保たせながら、口を動かす
それでもポケは離れようとしない
足音がかすかに聴こえる…
近づいてきてる…
アイツが…、お前も…、他の人も殺そうとしてる…
俺の言葉にハッとしたのか、ポケはやっと目線を上げる。
ポケは何度も何度も、俺の顔と俺の後ろのアイツとを見た後、勢い良く立ち上がった。
そして、ポケは俺の視界から一瞬にして消えた。
やっと逃げたか…
なんて、ことはなくて…
俺が目を閉じた瞬間、体が勢い良く引っ張られた。
薄く目を開けると、そこにはポケの肩があった…
どうやら、ポケの肩に寄りかかって外へと連れ出されているらしい…
俺の左腕がポケの肩に乗っている。
正直、死ぬって分かっている俺をこうやって助けるのは無駄だとしか思わなかった…
でも…、嬉しかった…
俺がコンビニから飛び出して、ゆぺを肩から降ろした時、すでにゆペの意識は殆ど無く、浅い呼吸をゆっくりと続けているだけだった。
店から出るのに、1分もかからなかったと思う…
まだ希望はある…
そう自分に言い聞かせて、何度も名前を呼び続けた。
何度叫んだだろうか…、ゆぺの口が小さく動いた…。
かすれた声でゆペは呟いた。
俺の顔を見ないゆペの目は、なんだか濁っていくような気がした…
小さく動く口を、ただ俺は見つめた…。
濁る視界を袖で拭って、もう一度ゆペの顔を見ると、もう…その浅い呼吸すらも無くなっていた…。
静かに眠るアイツに、ただ涙をこぼすことしかできなかった。
俺の、誰にも聞かれたくないような叫び声が、永遠と頭の中に響き続けた。
ー たった一瞬の出来事だった。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!