第27話

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2026/09/04 09:00 更新












    
一緒にいたい人、か














たくと
あなたおはよー
あなた
たっくんおはよ
たくと
ダンス今週だね
いけそう?
あなた
んー、2人でステージ立つとか初めてだから結構緊張してる、笑
たくと
おれも緊張する笑
あなた
頑張ろうね!
たくと
うん頑張ろ











りゅうき
あ、おはよ
あなた
おはよう
あなた
今週の発表会頑張ろうね
りゅうき
うん、!がんばろ!
あなた
舞台袖でみてる
りゅうき
おれもちゃんと2人のダンス見とくよ









いろんなことがあったけど、もうダンスの発表会の日は目前に迫ってた













せいと
みんなダンス今週やから
予定、空けといてよ
かいりゅう
言われなくても空けてありますわ
あなた
空けてあるじゃなくて、元々予定ないでしょ笑
かいりゅう
はい、うるさいですよ?
はやと
あなた!俺も行くね
あなた
今年も来てくれてありがとう!
楽しみにしててね!!







そんな話をして、もう発表会本番











メイクも衣装もばちばちに決めた















たっくんともいっぱい合わせて
すごくいい形になった














りゅうきとせいちゃんはリハの時間が被らなかったからステージを今日初めてみる















すごく楽しみだった
















たっくんと楽屋で最後の合わせを終えた


















もう慣れたとは言え距離の近い振り付けはドキッとする











ついに私たちの番















ステージの真ん中で目を合わせて曲が始まる













音が鳴った瞬間、さっきまでの緊張が消えた。










身体が音楽に合わせて動いていく。
 









一歩、踏み出す。









たっくんと目が合う。










次の振りで距離が縮まり、手を取られる。












そのまま身体を入れ替えて、また離れる。













何度も練習したはずなのに、本番のステージで向き合うと、いつもより近く感じた。












目を逸らせない。  


次の振りへ。









たっくんの手が伸びてきて、私の手を取る。













その瞬間、観客の存在も、ステージの上にいることさえ忘れそうになった。

ただ、目の前にいるたっくんだけを見ていた。









音が盛り上がる。










最後の振り。

二人で向き合い、息を合わせる。











そして音が止まった。

一瞬の静寂。














そのあと、会場いっぱいに拍手が響いた。












たっくんと顔を合わせる











「……やったな」

小さく笑うたっくんを見て、私も笑った。









胸がまだ、ドキドキしている。















……やっぱり私は、たっくんのことが好きなのかな。








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