年が明けた魔都・ヨコハマは、いつもより少しだけ静かだった。
夜明け前の空気は冷たく、吐く息が白い。
ポッポが胸を張って言う。
いつもより羽毛がふくらんでいるのは、寒さのせいか、気合のせいか。
シグマはマフラーを直しながら、鳥居の前に立った。
並ぶのは、シグマ、ニコライ、フョードル。
ニコライは手を合わせる前からご機嫌だった。
シグマは小さく息を吸い、手を合わせる。
――ヨコハマを守れますように。
――凡人なりに、ちゃんと立っていられますように。
フョードルは一歩遅れて手を合わせた。
唇がわずかに動く
その横顔を、ニコライは何も言わずに見ていた。
参拝を終えると、屋台の匂いが流れてくる。
甘酒、焼きそば、たい焼き。
三年生の会話は相変わらずだ。
ポッポは餅を見て目を輝かせる。
シグマは笑った。
ほんの一瞬、胸の奥の重さが薄れる。
――今年も、戦いはある。
――迷いも、恐怖も、消えはしない。
それでも。
新しい年の始まりに、隣に誰かがいることが、少しだけ救いだった。
遠くで鐘が鳴る。
魔都・ヨコハマの、新しい一年が始まった。
次回予告
次回、
「引きずられる名前」
魔都・ヨコハマの地下で、
静かに蠢く“教徒”たち。
泥の中から伸びた手は、
紫の魔法少年の名を呼ぶ――
「……フョードル様……」
足を掴まれたその瞬間、
彼の中で何かが軋む。
忘れたはずの声、
捨てたはずの居場所、
そして“ウスユキ様”という名。
仲間として進むのか。
過去に引き戻されるのか。
揺れる紫に、選択の時が迫る。
次回も、
信仰に抗い―――変身!☆
作者です
シヌゥ⤴️
がちでネタない助けろよ!!!!
うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(爆死)
死んでもいい
うあああ
うわああ(泣)
ああ(泣)
ネタがない
もう年明けで泣く2025/12/31 17:27
今日はもう更新しないもんね!(泣)
では今年もどうぞお手柔らかに
⟡˚˚*⟡˖.౨ৎ.˖⟡*˚˚⟡NEXT⟡˚˚*⟡˖.౨ৎ.˖⟡*˚˚⟡












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。