第59話

当たり前(深澤辰哉)
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2026/03/26 16:20 更新


あなたside



私は、


馬鹿だ。


大馬鹿者だ。




私には彼氏がいる。


子供のように無邪気に笑う


心の優しい人。


ちょっとチャラいけどね


(なまえ)
あなた
もぉっ!なんで辰哉はいつもそうなの!?
深澤辰哉
深澤辰哉
ごめん、だけどさあなただって、、、


最近、


私たちは少しのことで


喧嘩することが増えていた。


本当に些細なことだし、


冷静に考えると


実は私の方が悪かったりするんだよね。


(なまえ)
あなた
もういい、、、



どうして、


私はいつも


考えるより先に


口に出してしまうのだろう。


(なまえ)
あなた
別れる!!


なんでまた、


私はいつものように


仲直り出来ると思ったのだろう。


甘えすぎていた。


いつもなら


「別れる」と言うと


辰哉は


「それは違うじゃん、俺が悪かったからさぁ別れるのは無しにして?」


と言ってくれる。


これで仲直り。


と来るはずだった。


いつもなら。


深澤辰哉
深澤辰哉
、、、、、、じゃあ別れよっか。
(なまえ)
あなた
え、、、?


予想外の返しだった。


まさか、


そんなことを言われるなんて。


(なまえ)
あなた
ま、待って、、、
深澤辰哉
深澤辰哉
俺たち最近ずっと喧嘩してばっかだったし、、、別れたいならちょうど良かったんじゃない?


違うっ、


辰哉待って


私、別れたいなんて、、、


1ミリも思ったことなんてないっ


(なまえ)
あなた
ごっ、ごめ
深澤辰哉
深澤辰哉
良かったじゃんやっと俺と別れられるよ?あなたずっと別れたがってたじゃん、、、。毎回俺が引き止めてたからさぁ〜別れたいの我慢してくれてたんでしょ?お互いのためにも別れた方がいいんだよ


ヤダっ


待って、


違うの、


あれは本心じゃないっ!


ただ、


ただ、、、私は、


あれ、、、?


私、なんで


嘘までついて


「別れる」


なんて言っていたの?


こんなにも大好きな


彼を傷つけて、、、


私は一体何がしたかったの?


深澤辰哉
深澤辰哉
あなたが別れたいって言ったんだよ
なんでそんな顔すんの?


私の頬に涙が伝っていた。


私、


私は、、、


辰哉からの


愛を確かめたかったんだ。


引き止めてもらう度、


辰哉からの愛を感じれた。


辰哉も私のこと


ちゃんと好きでいてくれてる。


だから、


辰哉が引き止めてくれることが


当たり前だと


感じてしまっていた。


当たり前なわけないのに。


(なまえ)
あなた
私っ、、、別れたくない
別れるなんて嘘っ
ごめんなさい、
深澤辰哉
深澤辰哉
、、、、、、。


私は、


何度も同じ言葉で


辰哉を傷つけた。


自己満足の為だけに、


傷つかなくていい彼を


傷つけてしまった。


なんて馬鹿なのだろう。


こうなるまで気づかないなんて。


なんて私は愚かなのだろうか。


深澤辰哉
深澤辰哉
俺ってそんなに信用できない?
あなたは「別れる」なんて簡単に口にするけどさ、嘘でも言われてるこっちは辛いよ?しんどいよ?あなたは俺の事ロボットか何かだと思ってる?


辰哉のこんな顔


初めて見た。


もう手遅れなほど、


私は彼の心を


傷つけた。


最低だ。


(なまえ)
あなた
ごめっごめんなさいっ、、、
もう、二度と辰哉を傷つけたりなんかしない、だからもう一度チャンスをください



それなのに、


私は彼の愛をまだ求めようとしている。


本当にどこまでも


愚かだ。


深澤辰哉
深澤辰哉
もう、、、別れるなんて簡単に言わないって約束できる?
(なまえ)
あなた
、、、うんっ約束するっだから、行かないで
深澤辰哉
深澤辰哉
いい?別れたいなんて本気で思ってないなら絶対に言わないで、もう次は無いから。
(なまえ)
あなた
ごめんなさいっ


私に背を向けていた辰哉は


正面から私を抱きしめ


頭を優しく撫でてくれた。


深澤辰哉
深澤辰哉
俺もごめん、あなたのことちゃんと好きだからさ。照れくさいから言わないだけ、あなたには分かってて欲しいな
(なまえ)
あなた
うんっ、正直不安だった、、、だから試すようなこと無意識にしてた、ごめんね辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
これで仲直り、もう泣かないで?


もうこんな馬鹿なこと、


絶対にしない。


辰哉には笑ってて欲しい。


大好きな人を傷つけたりなんて、


絶対に絶対にしない!


私は心に誓った。




END
おまけ


ふっかside



さっき、彼女と仲直りをした。


次はないとか言ったけど、


結局俺は


あなたから離れられないと思う。


あなたが他の男のところに行くとか


考えられねぇから。


あなたは俺だけを見てればいい。


深澤辰哉
深澤辰哉
あれ、俺って、、、


俺って、


こんなに独占欲強かったっけ、、、





END
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