第47話

【 桃 × 夢 】〚 周極星. 〛
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2026/02/10 17:21 更新
着地点が迷子になったよぅ
何が書きたかったかも迷子だよぅ

書き始めたの12/5 って話する???









  大 丈 夫 だ よ 。



   だ っ て 、 命 は 巡 る も の 。



  少 し の 間 会 え な く な る け ど 、
       い な く な っ た わ け じ ゃ な い 。







     ち ゃ ん と 、 こ こ に い る か ら ね 。




    






“ 君 ” がいなくなって 、もう何年経つだろうか 。

あの時 中学生だった俺は、すっかり 社会人になってしまった 。


ねーないくーん
今年も行くの?
 
星 、


…うん 、笑







__ これは 俺の 、願掛け みたいな もの だから 。












_______________________


えーと…来週の配信の日程決めようか
なんか用事ある人いるー?
俺はいつでも、
え?ないこ、木曜はダメじゃない?
へ 、?
15日、新月やで
……あ、
そうじゃん!星見に行くんでしょ?
木曜なら俺入れるでー!
水金も一応空けとき、
…ないこは月火土のどれかやな
…ごめん、ありがとう、









年に一度





毎年、12月の新月の日 、俺は 深夜 、星を見に行く




レジャーシートも 望遠鏡も 小さなランタンも持って、
車を使わず 電車に乗って、帰りは終電なんてないから 歩いて 。




昔みたいに、君と歩いた道のりを思い出しながら、

少し枯れた芝生を踏んで、あの丘の一番上まで 。


 … 会いたい 、




寝転がって伸ばした指の先、中指に重なるように北極星が冷たく光る

少し手を動かしてみれば、薬指の根元に隠れてしまった



……同じ空、見てんのかな


北極星の少し横、ひしゃくの形に並んだ星座



365日、絶対にその空からいなくなることのない
俺にとってはとても大切な、 周極星座 北斗七星






はー…寒、
…5時前、……そろそろ帰ろうかな

吐いた息が白く立ちのぼる頃、
座り込んでいた地面からゆっくりと腰を上げる


最後にもう一度、と見上げた空に、
きらりと 一筋の光が流れた
っ…!



反射で脳に浮かんだ言葉




…… 会いたい 。


…帰ら、ないと、…


溢れそうになった 記憶と感情に蓋をして、
もう一度空を名残惜しむように見上げてから 帰路についた



後ろに広がる 果てしない星空に、北極星が一際強く輝いていた 。












うぇ〜ん緊張するよぉ〜…泣
僕は楽しみやけどなー!
ねぇいむ、俺今日ビジュ悪くない?大丈夫?
はは、相変わらず…笑
…ったく、そろそろ時間やで
ほらないこ
…うん



ライブじゃない、ライブよりもっと近い

1対1の、幸せな空間

…握手会、頑張ろうね
…うん / おう !







_______________________
_______________________







また会いに来てね
はいっ、泣

お時間です


ばいばい、と 最後まで手を振ってから
次の人が来るまでのわずかな時間で 水分を摂る


先ほどから 嫌に心臓が跳ねていて、
悪いことではないけれど 何かが起こる予感がしていた

次の方通しても大丈夫ですか?
あ、はい!
お願いします、


確認してくれるスタッフさんに 律儀だなぁと思いながら、
ブースの入り口の方に 視線を向ける



人の影が見えた途端、どくんと 心臓が強く跳ねた



小さく響く靴音も、徐々に見えてくる姿も、

足元に視線を落として歩く彼女がこちらを向く
その 一挙手一投足から 目が離せない


長いストレートの黒髪が さらりと揺れて、
髪の隙間から見えた耳元に 星のように輝くピアスが ひと粒 覗く







あなた
…笑
 


……… ぇ 、


少しだけ笑みを含んだその声に、掠れた息しか漏れない喉














あなた
ないこくん 、













あなた…… 、?





たった5文字 。


たった5文字しか呟いていないのに、
その5文字は 俺の中の何かを決壊させるには 十分すぎた 。



あなた
覚えてて…くれてる、のかな、
あなた
あなただよ、…小さいときによく遊んでた
あなた
一緒に星見たの、わたし ずっと覚えてるんだ




もともと 大人っぽい雰囲気をまとった、
どこか 他の子たちとは違う神秘的な子だった



大人になって、その雰囲気は 薄まるどころか 更に増している



…ないこさん、
…ぇ、あ、
すみませ、ちょっと…っ、




スタッフさんに声を掛けられて、ティッシュを渡されて気が付いた



泣いている、これまでの人生で
一度も経験したことがないくらいに 。
一旦中断しますか?
ごめん、なさい、
我儘なのは重々承知なんですけど、っ


スタッフさんの 困惑したような表情は分かるけれど、
今は それを気にかけていられる程の余裕はなかった
この子と、話をさせてください…っ、
…確認してきます


スタッフさんがすぐさまブースから出ていって、
目の前の女の子と 2人だけで取り残される


あなた
んははっ、泣き虫さんだ
っ、なんで、おれが、
あなた
分かったのって?笑


嗚咽で 上手く言葉にならない声を、彼女は 笑って拾ってくれる

うーん、と 顎に手を当てて目を伏せた彼女は、
ニコリと笑みを浮かべて 俺を見た

あなた
『  周極星  』 、
っ、!


アルバムの 、曲 。

俺が 彼女に向けて 、たったひとりのためだけに書いた曲 。



あなた
素敵な曲だね
…ありがとう、
…ッあの!…曲、は、
あなた
…ちょっとだけ、自惚れてもいい?




俺の言葉に被せるように、薄い笑みを浮かべて


ゆっくり開く唇に、目が吸い寄せられる

あなた
…あの曲ね、たまたま流れてきたんだ
あなた
歌詞がまっすぐ刺さってきて、
声がすっと入ってきて、
あなた
……この曲は、わたしのために作られたんじゃないかって
あなた
アーティストさんの名前が、ないこ だった
あなた
そんな奇跡があるわけないけど、
もしかしたら…って思って、調べて、
あなた
一か八か、この握手会に応募してみたんだ
あなた
…忘れられてるかなって、思ったけど、笑
っ忘れるわけない、!!
あなた
っ、!


とっさに、大きい声が出てしまった


テーブルを挟んで向こう、少し離れたところに
未だ 立っているあなたに近寄って、その手を取る

自分の手が みっともなく震えているのが分かったけれど、どうしようもない


ッずっと、……探してた、会いたかった、…



衝動が抑えきれなくて、口ではごめんと謝りつつも 体は動く

ぎゅっと腕の中に閉じ込めたあなたは、
昔よりずっと小さい気がした
あなた
…ないこくん、大きくなったんだね
あなたが縮んだんでしょ、
あなた
ないこくんが大きくなりすぎたんだよ、笑
あなた
わたしだって 子供のときからずっと成長したもの
…んふ、そっか、笑


小さな声で、ぽそぽそと 。

これ以上大きな声は必要ない、この声でも届く距離 。










何倍かなんてかぞえ切れないくらいに遠くで輝く、無数の星々

1ミリにも満たないその光が、俺たちを照らして、巡り合わせてくれた 。






広大な空でずっと繋がる、星座のように 。






同じ空のもと 、絶対に欠けることのない

  北斗七星と カシオペヤ座のように 。


早く終わりすぎて ないこさんブースに遊びに来た 初兎さんあたりに ぎょっとされててほしいです。←←←



一応 存在だけは把握しといてねーの 別アカちゃんたちです
なぜ載せるかって言うと、既に一度 ご迷惑とご心配をお掛けしたからです。←
詳しくは 下のチャプターにて🙌🏻
周極星
KORESUKI

レグルスとか 第二宇宙速度に似たものを感じる
うちの推しペア ダントツで 宇宙曲シリーズ出しすぎててしぬ
最近桃夢さん多いよな
誰メイン欲しいとかあったりする?💭

プリ小説オーディオドラマ