ある日
私は帰り道倒れた。
勝利から聞いた話では、胃の何かと頭をうって脳に少しなにかあるとしか聞いてない。
昼頃
「はぁ。疲れた」
健人「星音。大丈夫か?」
風磨「星音の家に星音の親来てること知ってる?」
「おー。来てくれたんだありがとう!」
マリ「僕も来たよ?」
聡「星音ちゃんのお母さんはやくー」
母「星音ー。大丈夫ー!?」
「娘が倒れてそのテンションはなに?」
母「だってー、Sexy Zoneだよ?」
「あー。そこ?あと、前から何回も言ったけど…」
マリ「星音ちゃんのお母さん面白いのー」
勝利「佐見川ー。あっ。お母さんどうも」
「勝利。ありがとう!」
母「どうもー。」
母「Sexy Zoneに囲まれてて幸せねー」(ボソッ)
「お母さんテンション高すぎ」
お母さんのテンションはずっと高かった。
みんなが夕方帰ったあと私は窓をみて涙がこぼれた。
その理由は幸せを感じたから。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!