この人、どこかで見たことあるような、、、
あ―――、
そう、彼は今話題の人気モデルで、最近では俳優の枠も増えてきている、あのHyunjinだった。
そう言った彼の顔をもう一度よく見る。
整った顔立ちで切れ長な目、学生とは思えない、どことなく大人っぽい雰囲気をもった彼は、息を飲む程かっこよかった。
眼鏡の障害でかすぎるでしょ、、、こんなイケメンに気づかなかっただなんて。
先輩は、驚いたようにこちらを見て暫く黙り込む。
そう言って彼はまた眼鏡をかける。
ふとあの時の記憶が蘇る。
私、ひょんじん先輩に抱かれて…
そう考えたら急に恥ずかしくなった。
顔が熱い、、、 そう思っていると、
ま、まずい、バレた!!
そう思ったが―――、
彼も、私よりはマシだと思うが、ほんの少し顔が赤くなっていた。
あれ、?違かったのかな?
まあいいや。
ひょんじん先輩は呆れたような、安堵したかのような微笑みを浮かべて、「作業に戻ろう」と声をかけた―――。
🥟side ────────────────
あー、バレたくない人にバレたな。
その反応は、きっと知ってる。僕が芸能人であることを。
… ほらやっぱり。
信頼している彼女に嘘をつく訳にもいかず、僕は「うん」と答えた。
芸能界に入ってみて、1番厄介だなと感じたのは紛れもなくこういう場面。
自分は普通に接したいと思っていても、芸能人とわかった瞬間全員態度が変わる。
ましてや、人気が上がってきている今、僕のことを上手く利用しようとする人は多いだろう。
あなたちゃんがそんなやつだとは思わないが、少なくとも僕に距離を置いてしまうのではないかという不安が先走る。
彼女はただ驚いたように僕の顔をまじまじと見ていて…
――― 何を言い出すのだろうか。
そう身構えていると、彼女の口が開いた。
本当にそれだけなのだろうか…?
ファンだとか、知り合いが芸能人で嬉しいだとかそういうことじゃなくて、?
あなたちゃんは何も求めることはなく、ただ芸能人の自分と、普段の自分を平等に褒めてくれていた。
僕が驚いているのを不思議そうに思っていた彼女に、今までの事を話すと―――
…あぁ、この子は本当に綺麗な心を持っているんだな。
その言葉は、僕がずっと誰かに言われたかった言葉そのもので、、、
絶対に信頼出来る、そう感じて自分が思っていることをありのままに話してみた。
彼女は真剣に考えてくれて、傷つけないよう、でも正直に言葉を選んで話してくれた。
そして続けて―――
また、褒めてくれる。
それも、偽りじゃなくて、お世辞でもなくて、ただ素直に褒めてくれる。
自分が見て欲しい部分、受け取って欲しい部分をそのまま拾って、綺麗な言葉で僕に返してくれる。
そんな彼女を手離したくない、また何度でも話して欲しい、褒めて欲しい、そう思うようになった。
そうやって無意識なところが…ㅎㅎ
素直で愛おしいな、。
恋かそれ以外の感情か、、、そこまでは分からないけれど、大切で特別な感情を持ったことには変わりない。
不思議そうに見つめる彼女に「ありがとう」とだけ伝えると、絵の続きをしようと彼女はすぐに切り替えてくれた。
少しだけからかいたくなって、落ちないようにねと言うと、彼女の顔が赤くなる。
恥ずかしかったのかな、ㅎㅎ
大丈夫?と声をかけながら、あの時のことが不意に頭に蘇った。
怪我をしないようにと思わず手が出てしまったけど、床に落ちないよう強く腕で覆った時、柔らかくて華奢な体が折れてしまいそうで不安になった。
しばらく時が止まったようにお互い動かなかった時、近くにいる彼女の香りが甘くて誘惑されそうになった。
、、、これは恋かもしれないな。
そんなことを考えていると、
… 顔が熱い。
そう感じると熱さはどんどん増し、止まらなくなる。
どう言い訳しようか悩んでいると、
予想と全く違う答えだった。
…そういうことにしておこうㅎㅎ
さっきの出来事を思い出して赤くなったのかとでも言われると思ったので、気付かれずほっとしている反面、少し気づかれても良かったかもと思っている自分がいた―――。
🥟sideもまとめたら長くなりました💦
頑張って3日以内に更新できたらなと思いますが、モチベがないとなかなか更新できないので💬でも♡でも待ってます!!
コメントは雑談でも全然大丈夫ですよ🤍
Lose my breath 語りましょ🥹














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。