第12話

メ ガ ネ
240
2026/01/27 07:56 更新


あなた
え―――?

この人、どこかで見たことあるような、、、

あ―――、
あなた
Hyunjin … !?

そう、彼は今話題の人気モデルで、最近では俳優の枠も増えてきている、あのHyunjinだった。
현진
현진
、、、
현진
현진
、、そうだよ。

そう言った彼の顔をもう一度よく見る。

整った顔立ちで切れ長な目、学生とは思えない、どことなく大人っぽい雰囲気をもった彼は、息を飲む程かっこよかった。

眼鏡の障害でかすぎるでしょ、、、こんなイケメンに気づかなかっただなんて。

あなた
…すごいですね!
현진
현진
、え?
あなた
いや、人気モデルなのに自分の趣味もこなしていて、ちゃんと学校にも通って勉強がんばって…
あなた
忙しいはずなのに本当にすごいなと。
현진
현진
…それだけ?
あなた
はい、?
현진
현진
いや、なんか珍しいなって。
현진
현진
大抵の人は僕が有名人だって気づいた瞬間サインを欲しがったり、芸能界の繋がりを求めてくるから…
あなた
そうなんですか!?
あなた
Hyunjinも、현진ヒョンジン先輩もどちらも結局はひょんじん先輩だから態度とかを変える必要は無いのかなって思っちゃったんですけど、、、
あなた
崇めた方が良かったですかね?ㅎㅎ
현진
현진
いや、、むしろこのままの方が嬉しいよ。
현진
현진
疲れるんだ、仕事以外の所でも芸能人として過ごさなきゃいけないのかと思っちゃって。
あなた
… 大変ですね、、、いや、大変っていう一言じゃ収まらなそう。
あなた
あ、もちろん誰にも言わないです!!
プライバシーに関わるし、先輩の負担も増やしたくないので
현진
현진
…ありがとう
あなた
それにしても…
현진
현진
あなた
何度目だって感じですけど、先輩本当にすごいなって…
あなた
絵もそうだったけど、この前俳優やってたドラマ、見たんですけどその時も物語の世界をすっかり知り尽くしてやってるというか… 見ていて感情がそっちに持っていかれるような感覚、久しぶりに感じました。
현진
현진
、、、

先輩は、驚いたようにこちらを見て暫く黙り込む。

あなた
あれ、?私変なこと言いました?
현진
현진
…あなたちゃんは本当に、、、ㅎㅎ
あなた
??
현진
현진
ううん、なんでもないよ
현진
현진
褒めてくれてありがとう

そう言って彼はまた眼鏡をかける。

あなた
絵の続き…しますか?
현진
현진
うん、だけど―――
현진
현진
眠くない?また落ちないようにねㅎㅎ
あなた
あ、すみません…ㅎㅎ

ふとあの時の記憶が蘇る。

私、ひょんじん先輩に抱かれて…

そう考えたら急に恥ずかしくなった。

顔が熱い、、、 そう思っていると、
현진
현진
――― 顔大丈夫?

ま、まずい、バレた!!

そう思ったが―――、
あなた
―――、先輩も大丈夫ですか?
현진
현진
え、、、、?
彼も、私よりはマシだと思うが、ほんの少し顔が赤くなっていた。

현진
현진
いや、これはっ…
あなた
私が褒めたからですか?ㅎㅎ
현진
현진
ちが―――、え?
あなた
私が褒めたから照れたのかなって
현진
현진
あ、―――
현진
현진
うん、そうだね、、ㅎㅎ
あれ、?違かったのかな?

まあいいや。


ひょんじん先輩は呆れたような、安堵したかのような微笑みを浮かべて、「作業に戻ろう」と声をかけた―――。







🥟side ────────────────
あなた
え―――?

あー、バレたくない人にバレたな。

その反応は、きっと知ってる。僕が芸能人であることを。
あなた
Hyunjin … !?

… ほらやっぱり。

信頼している彼女に嘘をつく訳にもいかず、僕は「うん」と答えた。

芸能界に入ってみて、1番厄介だなと感じたのは紛れもなくこういう場面。

自分は普通に接したいと思っていても、芸能人とわかった瞬間全員態度が変わる。

ましてや、人気が上がってきている今、僕のことを上手く利用しようとする人は多いだろう。

あなたちゃんがそんなやつだとは思わないが、少なくとも僕に距離を置いてしまうのではないかという不安が先走る。

彼女はただ驚いたように僕の顔をまじまじと見ていて…

――― 何を言い出すのだろうか。


そう身構えていると、彼女の口が開いた。
あなた
…すごいですね!
현진
현진
え、?
あなた
いや、人気モデルなのに自分の趣味もこなしていて、ちゃんと学校にも通って勉強がんばって…
あなた
忙しいはずなのに本当にすごいなと。
현진
현진
…それだけ?

本当にそれだけなのだろうか…?

ファンだとか、知り合いが芸能人で嬉しいだとかそういうことじゃなくて、?

あなたちゃんは何も求めることはなく、ただ芸能人の自分と、普段の自分を平等に褒めてくれていた。

僕が驚いているのを不思議そうに思っていた彼女に、今までの事を話すと―――
あなた
Hyunjinも、현진ヒョンジン先輩もどちらも結局はひょんじん先輩だから態度とかを変える必要は無いのかなって思っちゃったんですけど、、、

…あぁ、この子は本当に綺麗な心を持っているんだな。

その言葉は、僕がずっと誰かに言われたかった言葉そのもので、、、


絶対に信頼出来る、そう感じて自分が思っていることをありのままに話してみた。


彼女は真剣に考えてくれて、傷つけないよう、でも正直に言葉を選んで話してくれた。

そして続けて―――
あなた
絵もそうだったけど、この前俳優やってたドラマ、見たんですけどその時も物語の世界をすっかり知り尽くしてやってるというか… 見ていて感情がそっちに持っていかれるような感覚、久しぶりに感じました。
 また、褒めてくれる。

それも、偽りじゃなくて、お世辞でもなくて、ただ素直に褒めてくれる。

自分が見て欲しい部分、受け取って欲しい部分をそのまま拾って、綺麗な言葉で僕に返してくれる。

そんな彼女を手離したくない、また何度でも話して欲しい、褒めて欲しい、そう思うようになった。

あなた
あれ、? 私変なこと言いました?

そうやって無意識なところが…ㅎㅎ

素直で愛おしいな、。

恋かそれ以外の感情か、、、そこまでは分からないけれど、大切で特別な感情を持ったことには変わりない。


不思議そうに見つめる彼女に「ありがとう」とだけ伝えると、絵の続きをしようと彼女はすぐに切り替えてくれた。

少しだけからかいたくなって、落ちないようにねと言うと、彼女の顔が赤くなる。

恥ずかしかったのかな、ㅎㅎ

大丈夫?と声をかけながら、あの時のことが不意に頭に蘇った。

怪我をしないようにと思わず手が出てしまったけど、床に落ちないよう強く腕で覆った時、柔らかくて華奢な体が折れてしまいそうで不安になった。
しばらく時が止まったようにお互い動かなかった時、近くにいる彼女の香りが甘くて誘惑されそうになった。


、、、これは恋かもしれないな。

そんなことを考えていると、
あなた
―――、先輩も大丈夫ですか?
현진
현진
え、、、、?

… 顔が熱い。

そう感じると熱さはどんどん増し、止まらなくなる。
현진
현진
いや、これはっ…

どう言い訳しようか悩んでいると、
あなた
私が褒めたからですか?ㅎㅎ
현진
현진
ちが―――、え?
予想と全く違う答えだった。

…そういうことにしておこうㅎㅎ

さっきの出来事を思い出して赤くなったのかとでも言われると思ったので、気付かれずほっとしている反面、少し気づかれても良かったかもと思っている自分がいた―――。



🥟sideもまとめたら長くなりました💦

頑張って3日以内に更新できたらなと思いますが、モチベがないとなかなか更新できないので💬でも♡でも待ってます!!

コメントは雑談でも全然大丈夫ですよ🤍
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