私には幼馴染がいる

私は幼稚園のときから今に至るまでずっと好きで
…一回告白もしたことがある。

でもその恋は実らなくて大河は同じように接してくれるけど私は内心気まずい感じ

友達にはイケメン幼馴染をのがすなんて勿体ない！少女漫画みたい！って言われるけどね…

あっ！学校の宿題終ってない！ヤバ

家出るのは50分で、今は40分…
ギリ間に合う!?

急げ急げ…！数学の先生怖いからな〜（泣）

おわった！

54分だ！家出なきゃ！

ｶﾞﾁｬｯ

走れ走れ〜💦


ﾄﾞﾝｯ💥

そういって大河はノートを渡してきた

ﾀﾞｯｼｭｯ

2人で走りながら大河に尋ねる

走りながら大河の横顔をチラっと見る

やっぱカッコいいな…

と大河に見とれているとパッと大河がこっちを向いた。

私は電柱に気づかずぶつかってしまった

足がジンジンする

はっ！学校遅刻する！

私は勢いよく立ち上がったが足を挫いたみたいでとてつもない痛みに襲われた

大河が私の膝下と背中に手を添え、
お姫様抱っこをした

大河は私を抱いたまま走り出した

好きな人とこんな距離でこんなにも触れ合って良いんですか!?

保健室に着いたけど先生はいないみたい…

大河は私をベッドに座らせると棚に向かった

と道具をもって戻ってきた

大河は私の足に手を伸ばし靴下を脱がした

それから手当を受けている間沈黙が流れた

今もだけどね

再び沈黙が流れた

教室についてからは先生に遅刻の理由を聞かれただけでもう話さなかった

授業が終わって美術部の私は部室に向かった

その時棚の上から沢山の絵の具セットが落ちてきた

目をギュッと閉じる

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｰﾝ

痛みが襲ってこないので目を開ける

どうやら大河が私に覆いかぶさって助けてくれたらしい

大河に手を伸ばすと手をガシッと掴まれた

がちゃん誕生日おめでとう！
なんか違う気がするので明日もういっこがちゃんあげる