私は1人、教会の広間に居た。
入口から聞こえてきた、私を呼ぶ声。
その声の主は_
1日目から何かと一緒にいる、ニーナちゃんだった
わかってるんだ。COすれば一番に殺されることも。
私が守りに失敗すれば、誰かが死ぬことも。
全部わかってて、COしたんです。
ニーナちゃん、心配してくれてるんですよね。
ありがとう。でも、
1人は怖い。騎士だから、もしかしたらと思うけど
戦って勝てるかどうかもわからない。
まず、戦えるのかすらも、わからない。
だから、
もちろん。
これが、ニーナちゃんとの最期の会話だった
この私の行動で、後に大騒ぎになることを、
私も、ニーナちゃんも、まだ知らなかった
次回 第三話・吊し上げ













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!