誰もいない夜道に知らない人に話しかけられた
私の名前は石畠若榴、高校に通う普通の女の子だ。
いつも通り友達と他愛のない会話をしたり、どうやったら高身長イケメンと出会うのか考えたりしているごく普通の女子高校生
バイト帰りの今、1人でいつも通り近所の夜道に帰路に着いていた
女の子一人で夜道歩くのは危険かもしれないが、私の町は治安が良いから危ない目に合わない
……とっ思っていた。
前言撤回、普通にヤバい人に絡まれた
その人の服装はどこの映画に出そうな反社の服着てるし
絶対ヤバい人だよ、私の名前知ってる時点で異常だよ
そう言いながら内心、友人の花未ちゃんに謝った
っと知らない人は後ろにある多分高そうなハイエースを指して言った。
えっ?待って私、誘拐されるの?
嫌々!?確かに顔は少し可愛いけどもっと他に可愛い子いるよ? なんで私なの??
もしかして人身売買にされる?
どっかの漫画みたいに闇オークションで売られる運命?
私の困惑を気にせず急かす多分反社の人
だけどポジティブに考えたら多分この人はお父さんの会社の部下か何かで、女性一人が夜道に歩くのは危険だから家まで送ってくるかもしれない。
多分その服は趣味
そう考えておいて私は車に入った












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!