小説更新時間: 2026/02/06 11:55
完結
いいねの工場

- ノンジャンル
- オリジナル
二十歳のゆらぎは、フリーターをしながらSNSに動画を投稿し続ける若者。
「いいね」がつくたびに自分の存在を肯定されたような気がして、眠る時間も惜しんで踊り、笑顔をつくる。
企業案件が舞い込むようになっても、その報酬は現物支給やクーポンばかり。
彼女の労力と笑顔は、気づかぬうちに無料の広告として消費されていく。
一度だけ動画が「バズ」し、夢に近づいたと思ったが、そこに流れ込むのは承認と同じくらいの誹謗中傷。
それでもゆらぎはカメラを止められない。やめてしまえば「何者でもない自分」に戻ってしまうからだ。
夜明けの六畳間で、彼女は今日もスマホを胸に抱き、祈る。
次こそはバズると。
だが、その笑顔はまた誰かの広告の片隅で、安価に消費されていくのだった。
「いいね」がつくたびに自分の存在を肯定されたような気がして、眠る時間も惜しんで踊り、笑顔をつくる。
企業案件が舞い込むようになっても、その報酬は現物支給やクーポンばかり。
彼女の労力と笑顔は、気づかぬうちに無料の広告として消費されていく。
一度だけ動画が「バズ」し、夢に近づいたと思ったが、そこに流れ込むのは承認と同じくらいの誹謗中傷。
それでもゆらぎはカメラを止められない。やめてしまえば「何者でもない自分」に戻ってしまうからだ。
夜明けの六畳間で、彼女は今日もスマホを胸に抱き、祈る。
次こそはバズると。
だが、その笑顔はまた誰かの広告の片隅で、安価に消費されていくのだった。
チャプター
全7話
1,906文字
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