睡魔が私を誘ってる
もう数日家にも学校にも 、外にすら出ていない私の体はくたくた
目黒) おいであなたさん
寝るときだけ 、首輪と手錠を外してくれる
目黒) 俺のところに戻るって言うなら外に出してもいいんだよ
これが最近毎日寝る前に聞く最後の言葉
あなた) 外に出して 、
目黒) 俺のところにもどる ?
あなた) もう 、分かったから …
この時の脳は正常な判断をできなかったのだろう
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あなた) おはよう
赤い擦り傷になった手首と首
生気の宿らない真っ黒な目
岩本) あなたちゃっ 、!
走ってこようとする照の前に手を置く
あなた) っ 、私…彼氏出来たから 、
ああ 、苦しい
まるで首を絞められてる様
大きな瞳を見開いて目の前で固まってしまった彼を背に 、席に着いた
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!