第10話

しょっぴーの想いと舘様の告白と想い
954
2023/07/26 14:37
ふっかさんを家に送った後。家に帰ってきて、ソファーに座っている。
渡辺side
ふっかが、電話をした時に電話越しにふっかが泣いているのが、伝わってきて、家に出て気づいたら走っていたんだ。少しでも長く、ふっかのそばにいて、話を聞きたいと、思ったから急いできたんだ。そしたら、やっぱり泣いていて、タオルとティッシュを持ってきて良かったなぁと、思ったんだ。でも、あの時のふっかは、心配したなぁ…。お酒を結構飲んでいたからなんだけど俺がきたら、飲まなかったから安心した。ふっかの話を聞いていたら、やっぱりそういうことだったのかと、思った。何度、照ではなく俺の事をもっと見てよと、思ったのだろう。ふっかに振られてやっぱり俺では、駄目なんだと思った。ふっかは、優しい。だから、ふっかには絶対に幸せになってほしい。と思って少し遅い時間だけど、凉太なら電話に出てくれると思って、電話をした。
📞プルルル…
渡辺翔太
もしもし、凉太。
宮舘凉太
もしもし、翔太。急にどうしたの?
渡辺翔太
今から、凉太んち行っていい?
宮舘凉太
うん、いいよ。
渡辺翔太
じゃあ、行くね。
と言って、電話が切れた。(しょっぴーと、舘様の家は近所です。)少し経って、しょっぴーが舘様の家の前に来て、インターホンを鳴らす。
ピンポーン(チャイム音)
ガチャ(ドアを開ける音)
渡辺翔太
おじゃまします。
宮舘凉太
いらっしゃい。
家の中に入って、
宮舘side
宮舘凉太
先に翔太座ってていいよ。
と言って、キッチンの方に行く。
渡辺翔太
うん、座るね。
と言って、ソファーに座る。キッチンの方から声が、聞こえる。
宮舘凉太
翔太、ココアでいい?
渡辺翔太
うん、いいよ。
と答えてから、少し経って舘様が、2人分のココアを淹れてしょっぴーのところにきて、テーブルにココアを置いて、しょっぴーの隣に座って、2人共ココアを飲む。
宮舘凉太
翔太から、電話って珍しいね。
渡辺翔太
そうだね。凉太なら電話に出てくれると、思ったから。
宮舘凉太
うん、出れる時は出るよ。翔太、何かあった?
渡辺翔太
うん、話聞いてくれる?
宮舘凉太
うん、いいよ。
渡辺翔太
俺は、ふっかが好きで、初恋なんだ。初恋って実らないって言うけど、本当なんだね。ふっかに夜、電話で居酒屋に来てほしいって言われて行ったら、ふっかが泣いていて、照に振られたってすぐに分かって、告白したら振られて、途中で涙は出ていなかったんだけど、心配だから家まで送ってきて家に帰ったら急に1人でいるのが、急に嫌になって、凉太に電話してた。あ、ふっかの好きな人が、照ってここだけの話にしてね。
宮舘凉太
そうだったんだ。ふっかの好きな人が、照だって知ってたよ。翔太の好きな人も知ってたよ。ふっかの事を見てる翔太の事をずっと見てきたから。俺の初恋も駄目になっちゃうかな。本当は、まだ言うつもりはなかったんだけどな。でも、俺がしんどくなってくるし、言うね。振ってくれていいから。ずっと好きでした。俺と付き合って下さい。
渡辺翔太
ごめん、凉太。全然、気づかなかった。さっき、ふっかに振られたばっかりで、今すぐには凉太の気持ちには答えられない。さっき、不謹慎な事言ったね。初恋は実らないって。凉太も初恋なのに。ごめん、凉太。待っていてくれるかな、ちゃんと答えだすから。
宮舘凉太
別に、不謹慎とは、思わなかったけど。翔太に気づかれていないんだなぁて思っただけだから。いつまでも、待ってるよ。俺は、ずっと。
渡辺翔太
ありがとう。明日、凉太早いんだっけ?
宮舘凉太
うん、そうだね。
渡辺翔太
ごめん、電話して、家来ちゃって。
宮舘凉太
全然、翔太だから俺は、電話に出たんだから。翔太だから家にもいれたんだからさ。翔太は、気にしなくていいよ。
渡辺翔太
ありがとう。凉太は、いつも優しいね。
宮舘凉太
翔太だからだよ。
渡辺翔太
そっか。じゃあ、そろそろ帰るね。じゃあね。
と言って、残っていたココアを飲む。
宮舘凉太
じゃあね。
と言って、しょっぴーが、舘様の家を出て、しょっぴーは自分の家に帰った。
渡辺side
残っていた家事を終わらせて、お風呂に入って、お肌のお手入れをして、寝室にいって、ベッドの上にいる。凉太が、俺の事を好きだなんて、本当に気づかなかったな。幼なじみでも、まだ知らない事は、あるんだろうな。凉太に、ふっかが初恋だと言ったら、胸の奥が、少しチクリと痛くなった気がした。なんで、痛くなったのか俺には分からない。けど、もし凉太の事を好きになったとしたら、さっき感じた痛みは、消えるのだろうか。それは、分からないけど、凉太の事を好きになれなかったとしても、幼なじみのままでいたいと思いながら、眠くなってきたから眠った。
宮舘side
翔太が、帰って残っていたココアを飲んで、その洗い物をして、お風呂に入って、寝室にいって、ベッドの上にいる。翔太は、やっぱり俺の気持ちには、気づいていなかったんだなぁと、思った。産まれた病院が一緒で、幼稚園と小学校が一緒で、中学校は別だったけど、高校と大学が一緒で、活動しているグループが一緒で。子供の頃に気づいたら、翔太の事を好きになっていて。何度、翔太に好きになってほしいて思ったのだろう。翔太が、好きになったのは、俺ではなかったけど。幼なじみの関係が、壊れるのが嫌で、告白するのを避けてきた。けど、翔太の話を聞いたら、自然と告白をしていた。翔太は優しいから、すぐに振られる事はなかった。この先、きっと翔太に好きになってほしいと思うのだろう。もし、翔太が好きになってくれなくても、幼なじみとしては、変わらずにいられたらいいなと思いながら、明日も早いから寝ないとなと思って寝た。
作者です。😌今回で、「◯◯の想い(涙もたまに含まれています)◯◯の告白」は、終わります。🐹ゆり組の幼なじみの感じっていいですよね。😃❤100超えました。😊ありがとうございます。🙇それでは、次回お会いしましょう。🙇良かったら、❤⭐💬して下さい。😆よろしくお願いします。🙇

プリ小説オーディオドラマ