第26話

24話<純黒の悪夢>🏙️💛
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2024/10/08 23:00 更新

組織からの銃撃が収まった。



が、観覧車の損傷はあまりにも酷く、またあの量の銃弾を喰らったら、車軸が壊れて倒壊するかもしれない。




今はコナンくんと赤井…そしてあなたの下の名前さんを見つけねば。
降谷零
…一条家…


あなたの名字あなたの下の名前。


その名前を想像すれば顔と口調、そしてあの深い蒼色の目が思い浮かぶ。



あの時、血縁者と言ったのには、家族と呼ぶには遠く、他人と呼ぶには近い存在なのだろう。そして、警察管内で聞いた「一条」という名前…


降谷零
あの家の人間はややこしいんだけどな…


権力をフルに使えば、冤罪も易々とやって行けるだろう。それくらい、権力と一条家を支持する人が多い。




だからかもしれない。あなたの下の名前さんが血縁者と言った理由は。家族と認めたくなかったのかもしれない。

降谷零
(だから氏名を変え逃げた…)


それを打開するため、何らかの手法で指名手配。FBIに
一条家の人間がいるとすれば簡単だ。




けど…

だとすれば、顔が今知られてしまったはず。イコール関係でSleepwalkとしても指名手配だ。
降谷零
悩ませてくれるな…




下を向けば、コナンくんと赤井の声が聞こえた。




その飾りのようなライフル。赤井にはムカつきもするし、言いたいことも山々ある。

でも、あなたの下の名前さんに関することだったら…分かる…かもしれない。分かり合いはしない。けど、利害は一致しているはずだ。

降谷零
大体の場所でいいんだよな!?
赤井秀一
いいか?ぼうや。
江戸川コナン
うん!大丈夫だよ!




誰か、教えてくれ。




こうやって、FBIと正体不明の小学一年生、潜入捜査官である公安が協力し合えるように、あなたの下の名前さんとも協力関係は築けないのか?




あの情報を抜き出す力を持っている。潜入捜査官として、羨ましい技術だ。






この一戦が終わったら…

できることなら…
降谷零
見逃すなよ!

バックに詰めた爆弾が爆発する。



闇夜の烏が照らされた。それを見たコナンくんも、
江戸川コナン
見えた…!
 
花火ボールをヘリの結合部がよく見える位置で爆発するようにボールを蹴る。



そしてそれは、七色の光と共に1人の男の低い声と銃声を持って。
赤井秀一
堕ちろ。





ヘリは制御不能になった。




どうだろうか。


僕はできるかと思う。


こんな、立場も性格も、年齢さえも違う3人が協力し合えたように、半分犯罪者の貴女と僕。



2人で組んで、組織を壊滅させる。


ヒロの後任とは言えないけれど、それくらい頼りになるし、能力もある。


降谷零
無事でしたか…!
(なまえ)
あなた
なんとか…笑
降谷零
今なら観覧車を降れますか?
(なまえ)
あなた
そう…、ですね…





僕は、貴女を知りたい。




だから、どうか。

(なまえ)
あなた
まだ降りません。
最後の銃声が鳴り止むまでは。
降谷零
分かりました…では、







降谷零
僕と一緒に来てください。
(なまえ)
あなた
はいっ!




僕と、一緒にいてくれませんか?







一条あなたの下の名前さん。

作者
もうそろ純黒の悪夢は終わりです!

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