そら「なぁ、お前家ないんだろ?俺の下僕として働けよ…」
「え…?いいの…?」
そら「おう、お前名前は?」
「雪奈…大山雪奈…です…」
そら「雪奈か、よろしくな(*^^*)」
「よろしく…」
これが私と君のご主人様と下僕の関係になった日
そして…
そら「なぁ…雪奈?」
「どうしました?そら様?」
そら「俺のこと『そら』って呼んでよ…」
「それは…命令…ですか?」
そら「命令…かな…」
「わかりました…」
そら「あとはさ…俺と付き合ってよ…」
「そ、そらと…?」
そら「そ、俺の命令だよ。聞けるよね?」
「あなたの命令なら全て成し遂げます。私はあなたに生涯使えると決めたので…」
そら「あー、もう!敬語禁止!お前は今日から俺の彼女らしくしろよ?」
「!はい…!」
そら「今敬語使ったね?罰として…」
「罰?」
そら「俺とキスして?」
「う、うん…//」
これが私と君の彼女と彼氏の関係になった日そして、ファーストキス記念日
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!