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第1話

#1 始まりの銃声
47
2024/06/11 08:11
いつもの日々。
Xを投稿して、配信して、同期とバカ騒ぎして。
こんな日々が大好き。
アロマ
アロマ
ふー、投稿終わり、っと……
長編ストーリーの最終話を投稿し、いよいよやる事が無くなった。


アロマ
アロマ
なーんか刺激的なこと…ないかな、、
そういった矢先に、すぐ近くで何かが破裂するような大きな音が聞こえた。



アロマ
アロマ
なんだろ、怖…


そうは言っても自分には関係無さそうだ。
_そう思い、私はまたパソコンに向かう.
新しいストーリー編でも始めるかな、と考えつき、Wordを起動させ、キーボードに手を滑らせる。

お、割と執筆進むな。今日は調子が良いのかも、などと調子に乗りつつ、私は上機嫌のまま、思うままに言葉を連ねる。


とは言いつつも、やはり人間というものは恐怖体験は忘れられないものだ。

キーボードを打つたび、ついさっき鳴り響いた轟音が気になってやまない。



アロマ
アロマ
ちょっと、そ、ちょっとだけ…



そう思って外に出てしまったのが運の尽きみたいです。
外に出た後私は怪しい拳銃を持った人物を見かけました。

嗚呼、先刻の音はこれ拳銃だったか、と納得しながら私はポケットの中に入っているスマートフォンで警察を呼ぼうと110、と押そうとしました。
しかし通話ボタンを押す前に、怪しい拳銃を持った男、それとも女性でしょうか?に取り抑えられてしまったのです。
そうですね、話が続かなそうなのでこの方は『X』と名付けておくことにしましょう.



X
ついてこい。喋ったら撃つ
アロマ
アロマ
分かりました
どうやら嘘の脅しでは無いようです、額に拳銃を突きつけられているんですから、ここで暴れてしまえばきっと私はあっという間にお陀仏でしょう。


本能的に理解し、私はなすすべなくXについていきます。

X
ここで待ってろ
ひとしきり歩いた後、疲れ切った私が案内されたのは暗い牢獄のような場所。
当分ここにいることになるのでしょうね、後で掃除しておかないと。
アロマ
アロマ
ありがとうございます、?
X
え、?あ、嗚呼…
きっとこの方は本当は良い方なのでしょう、礼を言ったらちゃんと返してくれました。
住む部屋は与えられましたが、私いったいこれからどうなるんでしょうね、?

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