あの約束した日から一年が経った
私、あなたの下の名前は現在高校二年になりました!
それで今は教室でまったりしてるんだけど………
この子は飯島弥生
同じクラスのめっちゃ仲のいい友人
そんな会話をして、私は体育準備室へ向かうのだった…………
……………………
(それから一時間後)
私が任されたのは『一人で体育館清掃』というものだった
正直これ、パワハラでしょ
まぁ、断るなんて事出来ないのは分かってる
何せ、先生や生徒達は私を嫌っている
だから、私にこういう仕事を押しつけて嘲笑ってるんだ
冬魔、今日も元気かなぁ
私はそんな事を考えながら清掃用具を片付けて病院に向かうのだった
…………………
『先生や友達が私の事を嫌っている』というのは弥生や冬魔は殆ど知らない
知っているのは『先生や友達が多めに仕事を私に任せてくる』という事
私がそう伝えたから
だから私が『虐められている』という事を二人は知らない
ー病院 冬魔の病室ー
その痣は、昨日の病院の帰りにクラスメイトに殴られて出来たものだった
冬魔がそう言った直後、病室内にチャイムが響く
帰らなくちゃ
そう言って、私は病室から出て、早足で病院を出る
アイツらに見つかる前に…………!
しかし、そこには…………
アイツら‥……もとい『クラスメイト』がいた
私はそう叫び、走り去ろうとするが……
殴られて、近くの路地裏の壁に叩きつけられる
クラスメイトが私に顔を近づけて嗤う
今日は一人だけだからまだマシだけど、これが大人数ならもっと酷いことになってる
そう言って、クラスメイトは手を持っていたカッターナイフを振り上げてーーーーー
…………………
酷く、やられちゃったな…………
私は今、ボロボロの状態だった
制服も所々切り裂かれている
私はフラフラと立ち上がり、家に向けてフラフラと歩き出した
『to be continued………』












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!