私達は、幸せな家庭だった
それを、壊したのは…
カチャッ
紛れもない__
ばんっっっ
_私だった
あの時の私は、目の前でお母さんを
撃たれたことを信じたくなかったのか、
それとも、自分もこうなるかとしれないという、
恐怖からなのか、、
体が震え、ぶるぶる震えながらで、
聞き取れなくても、そうするのがやっとだった
なに、いってるの、?
とめてよっ! " おとうさま " をとめて!!
そんな私の願いは、叶わず、
想はお父様達から離れている、
草木の中に隠れている私と霊菜の方に
向かって、歩いてきた。
そして、
反抗する私に、冷たい視線を向ける想。
なんでなのっ!!そうは!!
おとうさまがしんぱいじゃないのっ?!
そんな疑問が頭を駆け巡る。
そして、口に出そうとした瞬間…
霊菜の個性によって、
私は眠らされた。
__ま!
おじ__!!
おじょうさ_!!
さまッ!!
気付いた時には、知らない屋敷の、
知らないベッドの上だった。
は?なんで、なんでよっ!!
私は頭を両手で守るように、覆った。
その日は、沢山、たくさん、泣いた
霊菜に抱かれながら、泣き疲れた私は眠りについた
あの時の夢を見るなんて、
今日、入学式だってのに……悪いことでもあんのか?
はぁ……学校、かぁ、…
あれから、私は、個性が発現した。
母と父の個性が混合したものだった。
扱うには、相当な努力がいった。
霊菜は、暗殺者の家系で、
想は、ヒーローの家系だった。
だから、2人に頼み込んで、
私を鍛えてもらった。
筋肉痛で身体中が痛くても、血を吐いても、
あの日を思い出して、死ぬ気で挑んだ。
それから、2年後。
公安にスカウトされ、1年後には、
ヒーロー試験に合格し、その半年後には、
『 幻 の N o . 0 ヒ ー ロ ー 』
と、呼ばれるようになった。
ちなみに、あの日の私は、4歳だ。
つまり、7歳くらいの時に、ヒーローとなったのだ。
公安からの依頼は、とてもヒーローとは
思えないものばかりだった。
だが、これが世の中だ。
これが当然のことなのだ。
誰かが汚れなければ、今の世界はない。
と自分に言い聞かせてきた。
鳥との任務もあるが、……
アイツは正直苦手だ。
うざいってのもある…けど、1番は、
そう。異性はお父様と想としか、
話したことがない私は、距離感が
異様に近い鳥に苦手意識を持っている。
そして、私の反応を見ながら、楽しむ鳥。
そんな気持ちを、無理やり押さえ込み、
" 優しい " 蹴りで済ませる私。
優しすぎだろ。
あれ、
チッ。
無駄に顔がよくて、無駄に強いだけだろ((
ぷるるるっぷるるるるっ
ピッブチッ
むふふふ、何味にしよっかな~
これは、これのリメイク作品です 











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。