あれから数十分 ________
突然襲って来た3人から逃げ回り
デフォで限界だった私の体力はマイナス …
呪力残量は10分の2 、最早0と言っても良い
頭に無数の疑問が流れ込む 。
疑問の答えが生まれたとて最強とは違うのだ
解決策も打開策も私の" 中 "には存在しない
私が問いかけても完全無視 ______
そんな事を考えていると 、
再度呪霊が攻撃を始めた ______
それも「 本人の術式 」で ______
考える暇も無く 、
私のからだには鵺の電撃が走った ____
術式対応の受け身なんて
弱い私が練習しているはずも無く
攻撃は直で当たり、私は吹き飛ばされた 。
虎杖のひまわりみたいな笑顔は無く
下水を煮詰めた様な顔がこちらを覗いた 。
そして私は __________
偽野薔薇の術式でトドメを刺された 。
あれから何分経っただろうか …
誰かが私の顎に手を当てて
ナニカを呟いている _______
私が掠れた声で最後の気力を振り絞り
「 誰か 」と聞いてもはぐらかされた 。
まあ全身に痛みが凄い所為で
殆ど聞いていなかったのだが ______
一通り話し終えたこの人は
「 自分が何者か知りたいか 」と 、
自信あり気に聞いてくる _______
不気味な笑みに吐き気が催す _____
私は男の言う事に、背筋が凍った _____

















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!