「 夏油傑 」と名乗る男は
淡々と自分について語った 。
その中で 、先生や姉さんの名前も度々出た
私とこの男にどんな関係があるのか ____
「 頑固な小娘 」なんて言いながら
私の身体に付いた傷をグリグリと抉る 。
痛みで声が出ない 、死んだ方がましだ
最後の気力を振り絞り出した言葉 、
「 夏油さんはそんな事しない 」_____
思い当たる節はある 。
姉さん繋がりで何度か会った事があるからだ
頻繁には会って居ないが分かる 。
コイツの貼り付けられた笑みとは違う
優しく笑った顔 _______
「 偽物 」そう直ぐに気づいた 。
" 偽夏油 "がそう言うと
遠くから虎杖の声が聞こえてきた 。
普通なら泣いて喜ぶ展開 、
逆に怒りが隠せない私へ偽夏油が一言 。
「 待って 」なんて言う隙も無い 。
アイツは跡形もなく消えて行った _____
「 助けに来なければもう少し情報を 」
とか小さい後悔が積もり悔し涙が流れる 。
そんな事気づく訳も無く 、虎杖が到着した
数分後 ________
話しながら外へ向かい帳を出た 。
近くには頭から血を流している伏黒と 、
制服に穴を空けた野薔薇が先生と話している
そう思って居ると 、五条先生が一言
「 死んでるかと思った 」なんて言う
先生に呆れたのか 、伏黒が口を開いた 。
それに反応した先生は言った _____



















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。