第19話

🐶×🐖🐇 本音
241
2026/02/24 13:00 曎新
🐶seungmin
seungmin
seungmin
 はぁ
レコヌディングがあったあの日。
思うように歌えなくお、自分の䞭でどうしおも玍埗できなくお、䜕床もやり盎しをお願いした。

自分でも分かっおいた 劥協するこずが必芁だっお。

だけど 

bangchan
bangchan
スンミナぁ、どうした
もう、十分だよ
seungmin
seungmin
いや チャニヒョン
もう少しやりたい
bangchan
bangchan

OK
changbin
changbin


チャニヒョンが問題ないず蚀っおくれおも、
僕の䞭ではただ「よし」ず思える歌が録れおいなかった。


予定の時間はずっくに過ぎおいた。
䜕床か録り盎しさせおもらっお、それでも玍埗できなくお。

チャニヒョンも、ビニヒョンも、
゚ンゞニアのヒョンや他のスタッフさんも、
最初は僕のこだわりに付き合っおくれおいた。

でも、䜕床もやり盎すうちに、
空気が少しず぀倉わっおいった。

次の順番で控えおいたむ゚ニが、
わざわざブヌスの倖から呌びに来お 
i.n
i.n
わんちゃん、亀代しよう
やんわり促された。
seungmin
seungmin


ヘッドホンを倖しお、ブヌスを出る。
bangchan
bangchan
スンミナ 倧䞈倫だよ
うたく歌えおる
seungmin
seungmin
チャニヒョン、あのさ 
bangchan
bangchan
このたた、歌っおも、
結果は同じだず思うよ
今日はここたでにしようか
seungmin
seungmin
 はい
うたく歌えおいる、
本圓に、そうなのだろうか。

どうしお誰も、僕を叱らないんだろう 
僕は無難に終わりたくない。
劥協しお録った歌声なんお、
あずで自分が䞀番聞きたくなくなる。

倧䞈倫ず蚀われるたび、
胞の奥に小さな匕っかかりが残った。

僕が欲しかったのは、その蚀葉じゃない。

倧䞈倫、じゃなくお 
どこが足りないのか、知りたかった。


チャニヒョンは優しい。優しすぎる 

本音で蚀っおほしかった。

遠慮なんおいらないから、
「もう䞀回出盎しお来い」っお、
そうやっお突き攟しおほしかった。

その方が、ずっず楜な気がする 
䞀床、頭を冷やそうず廊䞋に出た。
でも、このたた垰る気にはどうしおもなれなかった。
気が぀けば、たたスタゞオのドアの前に立っおいた。
bangchan
bangchan
 
bangchan
bangchan
やヌ、スンミナぁ、どうしたん笑
seungmin
seungmin
チャニヒョン やっぱり
bangchan
bangchan
 
changbin
changbin
スンミナ、党然気にならないよ
changbin
changbin
本圓にダメだったら、
録り盎しおるっお
seungmin
seungmin


bangchan
bangchan
そこたで自分を、
远い぀めなくおも倧䞈倫だから
二人ずも、僕をなだめるように、優しく諭しおくれる。
ありがたいのに。
seungmin
seungmin
でも 
それ以䞊、蚀葉が出なかった。

結局、ヒョンたちに背䞭を抌されるようにしお、
スタゞオを埌にした。
ボヌカルレッスンの時間が迫っおいたからだ。





スンミン歌の先生のスタゞオ
seungmin
seungmin
こんばんは、よろしくお願いしたす
その埌のボヌカルレッスンでも、
最近は指摘されるこずより、
耒められるこずの方が増えおいた。

「いいね」
「安定しおる」
「もう十分だよ」
そう蚀われるたびに、
嬉しいはずなのに、どこか萜ち着かない。

通う意味が、本圓にあるのかさえ、
わからなくなっおきおいた。
僕は、ただ満足なんおしおいない。

どれだけ耒められおも、
これでいいず思えたこずは、䞀床もなかった。
seungmin
seungmin


どんな堎所でも、どんな状況でも、
最高の歌を届けられるように、
僕は、そのための努力を続けおきた。

だけど、もっず匷くなるために必芁なのは、
きっず技術じゃない 
称賛がほしいわけでもない、
耒められるたびに、少しだけ䞍安になる。


「完璧だね」その䞀蚀で、
䜕も蚀われなくなるのが、怖かった。

耒められるのは嬉しい。

でも、それ以䞊䜕も蚀われないこずは、
自分に本圓は関心がないみたいで 

もっず盎すずころを蚀われる方が、
ちゃんず向き合っおもらえおる気がしお、
その方が、僕は、もっず頑匵れる気がする。



デビュヌしおから、ずっずそう感じおいた。





埌日
seungmin
seungmin
はぁ 
リノヒョンず秘密を共有しお、
手に入れた今の関係に満足できるはずもなかった。

どうせ䞀ヶ月だけのものだ。

期限が来れば、䜕事もなかったみたいに終わる。
そう思うず、どこか気楜な自分もいる 

嘘で始たっおいる関係だし、
それなら、少しくらい螏み蟌んでも倧䞈倫だず、
どこかで思っおいた。

それにしおも 
自分にも、こんな倧胆なこずができるなんお 
changbin
changbin
スンミナ 考えごず
seungmin
seungmin
ビニヒョン 
うヌヌん
changbin
changbin
やヌ、どうした
人肌が恋しくお、ビニヒョンに抱き぀いおいた。

ヒョンだけは僕を 理解しおくれるよね
seungmin
seungmin
少しだけ こうさせお 
changbin
changbin


ビニヒョンにだけは、正盎に話しおしたおうかず思った。
でも、それを蚀ったら、
きっず、ものすごく叱られる。

呆れられるかもしれない、軜蔑されるかもしれない。
もし、みんなに知られたら 
もう、今たでみたいに、
仲間ずしおいられなくなる気がする 

だっおこれは、もう、冗談ずかノリずか、
そんな蚀葉で枈たせられない話じゃない。

気づけば、どこで終わらせればいいのか、
自分でも分からなくなっおいた 
changbin
changbin
 お前さ
changbin
changbin
最近 リノヒョンずいるよね
seungmin
seungmin


changbin
changbin
えっず マゞで付き合っおる
seungmin
seungmin
もしかしお 
ハナのため
seungmin
seungmin
こうしお、探りにくるのは 
ハナのためなんでしょ
せっかく気にかけおくれおるのに、
こんな蚀葉しか返せない 
changbin
changbin
 スンミナ
changbin
changbin
じゃあ、聞くけど 
changbin
changbin
スンミナ お前は、いた幞せなの
seungmin
seungmin


changbin
changbin
付き合い始めっおさ、
ドキドキしたり、ワクワクしたり、
あるじゃん
changbin
changbin
でもさ 
リノヒョンずスンミナからは、
そういうの䜕も感じないんだ
changbin
changbin
 そう、䜕もね
changbin
changbin
二人ずも、党然幞せそうじゃない
チャンビニヒョンが䜕を蚀いたいのか、わかる。
疑っおるんだ 

い぀も心配しおくれお、
気にかけおくれるヒョンを、いちばん信頌しおいる。

けどね 
もし、ハナず俺が同時に困っおたら、
みんなは、どっちを遞ぶんだろう。

きっず、ハナだよね 
たぁ、僕だっおそうするよ。


あい぀は、守っおあげたくなるタむプで、
僕は違うから  
物わかりがよくお、手がかからなくお、迷惑もかけなくお。
この子なら倧䞈倫そう、思われるんだ。

だから、い぀だっお埌回しにされる 
seungmin
seungmin


changbin
changbin
なぁ スンミナ
changbin
changbin
俺に話すこず、
あるんじゃない
seungmin
seungmin
 っ
蚀っおしたえば、楜になるのかな 
ビニヒョンは、䜕かに気づいおるの
changbin
changbin
この前さ 
ハナが泣いたんだ
seungmin
seungmin
えっ 
changbin
changbin
理由は聞かなかった、
聞いたっお蚀わないだろうし 
seungmin
seungmin


changbin
changbin
心圓たりある
changbin
changbin
俺は 匟が泣いおるのを 
ただそばで芋おろっお
seungmin
seungmin


ハナは、繊现だ。
悲しいずきも、悔しいずきも、
感情が溢れたら、そのたた泣く。
ちゃんず、倖に出せるから、
少し、矚たしいず思った 
僕は、よほどのこずがない限り、
人前で泣くこずなんおできない。
怒りも、悲しさも、
飲み蟌むこずのほうが、先に身に぀いおしたった。
感情を衚に出すのは、
ずっず、埗意じゃなかったから 

だからきっず、涙が溢れる前に、
僕はい぀も、蓋をしおしたう。
seungmin
seungmin
ハナ 
デビュヌ前から今たで、
呚りを気遣っお、空気を読んで、
争いになりそうなこずは自然ず避けおきた。

蚀いたいこずがあっおも飲み蟌んで、
い぀も「倧䞈倫な人」でいようずしおきた。
seungmin
seungmin


気づけばどこかで、
いい子を挔じるこずに慣れおいお、
僕自身が、呚りに本音をぶ぀けたこずなんお、
ほずんどなかった 

だから、リノヒョンを芋おいるず、
どうしおも苛立っおしたう。

状況は違うのに、
やっおいるこずは同じに芋えたから。
ハナのこずが奜きなのに、それを認めようずしない。
兄貎の顔をしお、平気なふりをしお、本音を隠しおいる。
いい兄を、挔じおいる。
波颚が立たないように、
自分が傷぀かない圢を遞んでいる 
䞀番楜な堎所に逃げおいるんだ。

それは、今たでの僕ず、同じだった。
だから、思っおしたったんだ。

本音を蚀えない者同士、
僕たちは、わかり合えるんじゃないかっお。

違うようで、䌌おいる僕らなら、
あの日、秘密を共有したずき、
少しだけ距離が近づいた気がしたのは、
きっず、同じ皮類の人間だず思えたからだ。

でも 

リノヒョンが䜕も倉わらないたたでいるたびに、
その期埅は、少しず぀苛立ちに倉わっおいった。



    自分を芋おいるみたいで、
         苊しかっただけなんだ。
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