第2話

No.2 最強同士の模擬戦
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2024/03/20 12:49 更新
にきside
れいがおやつをもらいにいってから30分。
あいつ俺の分ももらってきてんだろうな…?
とりあえず俺は新兵育成しなきゃだから…。
にき
にき
おいそこ!銃で遊ぶな!
遠距離部隊だからAIM練習とかしてんだ。
多分俺が国の中で一番腕はいいとおもうけど、
感覚でやってっから教育できないんだよ。
れい
れい
あにき〜!クッキーもらったよ!
タタタッとかけよってくる馬鹿の姿。
にき
にき
せんきゅ…九枚しかねえじゃん
れい
れい
俺四枚でいいよ!五枚あげる!
にき
にき
わるいな…おかしは俺のもんだ
小瓶の蓋と硝子が擦れる音に不快感を感じる。
だがまあそんなもんよりあまいもんのほうが大事。
ということでクッキーを四枚れいにわたした。
にき
にき
んじゃ俺は休憩入るかんな
そういいのこして長距離部隊訓練場をでる。
あま
あま
あ!にきさんじゃないですか!
にき
にき
お!あまじゃん!おはよ!
あま
あま
どうも!おはようございます!
中庭と本部をつなぐ道ですれちがい、
久々にみたきがするあまに挨拶をする。
そしてそのまま調理場へとむかった。

なんかいいにおいしたきがしたからな!
兄貴side
今は11時30分。物資供給部隊で会議中。
くそあるじがよくまちがえるもんでこまる。
おい。流石の新兵達もこまりがおだぞ。
せつ
せつ
えっと…ここがとめられた?
兄貴
兄貴
…もういっこ南西方向
せつ
せつ
あ…ここか?ここだね多分!
…俺ここいなかったらこの国滅んでただろ。
こいつだけだったら絶対パイプ全滅しそうだし。
てかしてるだろ。何があってもしてるだろ。
兄貴
兄貴
おまえ十時の菓子はいいのか?
せつ
せつ
ふふん!もうここにある!
兄貴
兄貴
そうかそうか…それで頭回せよ
くそあるじはチョコレートをとりだし口の中へ。
せつ
せつ
わぁい!ちょこおいしい!
逆にくそあるじの幼児化が進んだんだが?
せつ
せつ
仕事?なにそれおいしいの?
兄貴
兄貴
喜べおまえの昼飯の主食だぞ
せつ
せつ
げ…僕おなかすいてないよ?
なんだこのクソガキ。教育不十分だろ。
そんなことをおもいながらブラックをひとつ。
兵達がポカンとしているが気にしない。

そして30分後。ついに仕事が終了に近付いた。
せつ
せつ
よし!あとちょっと!
兄貴
兄貴
もうすこしだからガンバレ(棒)
せつ
せつ
あとすこしがんばる!
更に数分後。おなかがなりはじめたころだ。
せつ
せつ
終わったぁぁぁぁぁ!!!
無事に仕事が終わりましたとさ。オメデト。
あやside
あや
あや
もうやだ!仕事したくない!
とわ
とわ
うるさい!はよやれ!
あや
あや
うわ〜ん…置いてかないで?
…と部屋に置いていかれてから30分。
書類は…まったくというほどすすまない。
とわはかえってきてくれないみたい。
あや
あや
仕事…やるか
知ってる?あやはやるときゃやる総統だよ?
一応しらたま国の総統なわけ。やればできるよ。
いつもはやらないからできないんだけどね。

そんなこんなで30分。あやの書類の進捗は…。
あや
あや
終わったぁぁぁぁぁ!!!
いつもなら脱走するけどそうもいかない。
なんせ再来週は帝国と戦争があるのだから。
上が遊んでたら締まるもんも締まらんし。

そして私はあるところに一本の電話をかける。
あや
あや
あ…先生おはようございます!
かず
かず
おはよう…どうした?眠いんか?
あや
あや
はい…めちゃくちゃねむいです
彼の名前はかず。しらたま国の先代情報管理部隊。
かず
かず
はよねろよ…それでなんかあった?
あや
あや
あっと…今度帝国潰すんですよ
あや
あや
だから先生達のとこにもですね
あや
あや
被害葬りそうな気がするんです
かず
かず
…学生の頃から事後報告をやめろと
てへぺろ。やっぱ昔から先生には敵わないな。
あや
あや
はいすみません…
かず
かず
…次からは気をつけろよ?
あや
あや
はいわかりました
…これからも事後報告しつづけようかな。
かず先生の反応毎回まいかいみたいからね。
いつか本気で絞められそうだけど…うん。
かず
かず
…とりあえずわかった
かず
かず
今回の件が終わればそっちいくな
あや
あや
マジですか!やった!
嬉しい。すごく。言葉で表せないぐらい。
かず
かず
終わったら連絡して
あや
あや
はい!部屋片付けてきますね!
かず
かず
 ん それじゃあな
電話をいそいできる。気持ちがとびださないうちに。
あや
あや
はぁ…やっぱすきだなぁ
とわside
あや
あや
とわ〜!!!
あれはうちの総統。時々訓練に参加してくる。
とわ
とわ
なに?
あや
あや
あやもまぁぜて!
とわ
とわ
えぇ…
うえ。こいつはこういう節があるんだよな。
まぁ…兵達に手本見せるにはちょうどいいかな?
私達一応幹部の中の最強のふたりだからね。
とわ
とわ
いいよ!
あや
あや
ほんと?やった!
とわ
とわ
武器は…
 
とわ
とわ
これ!薙刀使お!
ずらずらとある武器の中…私は薙刀を選んだ。

「とわ様は近距離最強なんじゃないのか???」

中距離武器を選んだからかまわりがざわめく。
あや
あや
よし!あやは日本刀にしよ!
あやが近距離を選択したことでざわめきはふえる。

「とわ教官…流石に実力差がありすぎるのでは?」

ひとりの班長が私の目の前で憂顔を尖らせてきた。
あや
あや
なぁにいってんのもぶくんw
あや
あや
学生時代の近接最強はあやだよ?
あや
あや
中距離戦は負けてたけどねw
もぶの声をそうけたけたとわらいとばすあやの姿。
とわ
とわ
うん…残念なんだけどね?
とわ
とわ
近距離戦は私よりあやなんだよね
とわ
とわ
でも各々得意武器で戦うと
 
あや
あや
100勝100敗100ひきわけ!
遮んな。そんなおもいを兵達の前でぶちまける。
とわ
とわ
遮んな!
とわ
とわ
…とまあこんなかんじ
とわ
とわ
始めよう
あや
あや
だれか合図頼んだ!
あやがそういいつつ兵達を見回した。
すると先程のもぶが整列の一歩前に出た。
あいつもぶにしてはいいやつだな(?)。
「それでは…はじめ!!!」
あやside
刹那なにかとなにかがぶつかる音が響いた。
あや
あや
ちょっと力弱くなったんじゃない?
とわ
とわ
そっちこそ!
あや
あや
うるさ!あやは最盛期のままやし!
何度も何度も交わる金属音。飛びかう戦火。
流石の迫力に目を瞑るものもいた。そりゃあね。
私ととわはしらたま国の中で最強だもんね。
とわ
とわ
うわきっしょ!!!
両の脚をがばっとひらいて攻撃を避ける。
ふふふ。あやの身体能力に恐れるがいい!
余裕しかない頭でそんなことをうかべた。
あや
あや
とわも相変わらずの馬鹿力だよねッ!
といいながら追撃も容易に交わしていく。
間合いがわるいこと。もっとちかづかないと。
中距離戦は流石に薙刀の方が有利だしね。
その瞬間たがいが王手と確信した___が、
 
みな
みな
ストーーーップ!!!
 
みなのめずらしい大声で私達は動きをとめた。
私はくわんくわんとしずかに日本刀を下ろした。
とわはだるそうにその薙刀を左の手に渡した。

ふたりともすこしだけしょんぼりとしながら。
みなside
今日もいいてんきだな。青空がぽかぽか。
そんなことをおもいながら訓練場へ向かう。
怪我人出てたら治療してあげなきゃだし。
あや
あや
うるさ!あやは最盛期のままやし!
とわ
とわ
うわきっしょ!!!
あや
あや
とわも相変わらずの馬鹿力だよねッ!
…うちの近距離最強と中距離最強がやっている。
 
みな
みな
ストッーーープ!!!
 
私は走りだしていた。流石に止めないとね。
大声にびっくりしたのかうごきをとめる両者。
体制を変えずふたりは各々顔を見合わせた。

自分達がやってしまったことにきづいたらしい。
みな
みな
…正座
とすこしいかりをこめてふたりにいう。
するとふたりはぴゃっと私の前に正座した。
ヤベとでもいいたそうな顔をしている。
みな
みな
容易に怪我を作らないでよ
みな
みな
ふたりは総統と幹部なんだよね?
みな
みな
二週間後は戦争なんだよ?
どんどんつらつらと文章を並べていく。
あや
あや
はい…おっしゃるとおりです
あやが正座どころか土下座の近付いてきている。
なにやってんだか…説教しながらてあてしていく。
とわも随分反省してくれてるみたいでなにより。
みな
みな
なんでいっつもガチでやるかなぁ…
あまとかせつとかはいっつもめんどくさがるのに。
あや
あや
ごめんなさい…反省します
とわ
とわ
そだね…でももうちょいしたかった
あや
あや
それは…うん…したかった
ふたりには流石の私も溜息が止まらない。
夢の為につっぱしって怪我ばっかりしてさ。
ほんっと…仲間のことかんがえてほしい。
みな
みな
それじゃあ私はいくからね
最後ふたりに釘をうってから私は訓練場を出た。

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