にきside
れいがおやつをもらいにいってから30分。
あいつ俺の分ももらってきてんだろうな…?
とりあえず俺は新兵育成しなきゃだから…。
遠距離部隊だからAIM練習とかしてんだ。
多分俺が国の中で一番腕はいいとおもうけど、
感覚でやってっから教育できないんだよ。
タタタッとかけよってくる馬鹿の姿。
小瓶の蓋と硝子が擦れる音に不快感を感じる。
だがまあそんなもんよりあまいもんのほうが大事。
ということでクッキーを四枚れいにわたした。
そういいのこして長距離部隊訓練場をでる。
中庭と本部をつなぐ道ですれちがい、
久々にみたきがするあまに挨拶をする。
そしてそのまま調理場へとむかった。
なんかいいにおいしたきがしたからな!
兄貴side
今は11時30分。物資供給部隊で会議中。
くそあるじがよくまちがえるもんでこまる。
おい。流石の新兵達もこまりがおだぞ。
…俺ここいなかったらこの国滅んでただろ。
こいつだけだったら絶対パイプ全滅しそうだし。
てかしてるだろ。何があってもしてるだろ。
くそあるじはチョコレートをとりだし口の中へ。
逆にくそあるじの幼児化が進んだんだが?
なんだこのクソガキ。教育不十分だろ。
そんなことをおもいながらブラックをひとつ。
兵達がポカンとしているが気にしない。
そして30分後。ついに仕事が終了に近付いた。
更に数分後。おなかがなりはじめたころだ。
無事に仕事が終わりましたとさ。オメデト。
あやside
…と部屋に置いていかれてから30分。
書類は…まったくというほどすすまない。
とわはかえってきてくれないみたい。
知ってる?あやはやるときゃやる総統だよ?
一応しらたま国の総統なわけ。やればできるよ。
いつもはやらないからできないんだけどね。
そんなこんなで30分。あやの書類の進捗は…。
いつもなら脱走するけどそうもいかない。
なんせ再来週は帝国と戦争があるのだから。
上が遊んでたら締まるもんも締まらんし。
そして私はあるところに一本の電話をかける。
彼の名前はかず。しらたま国の先代情報管理部隊。
てへぺろ。やっぱ昔から先生には敵わないな。
…これからも事後報告しつづけようかな。
かず先生の反応毎回まいかいみたいからね。
いつか本気で絞められそうだけど…うん。
嬉しい。すごく。言葉で表せないぐらい。
電話をいそいできる。気持ちがとびださないうちに。
とわside
あれはうちの総統。時々訓練に参加してくる。
うえ。こいつはこういう節があるんだよな。
まぁ…兵達に手本見せるにはちょうどいいかな?
私達一応幹部の中の最強のふたりだからね。
ずらずらとある武器の中…私は薙刀を選んだ。
「とわ様は近距離最強なんじゃないのか???」
中距離武器を選んだからかまわりがざわめく。
あやが近距離を選択したことでざわめきはふえる。
「とわ教官…流石に実力差がありすぎるのでは?」
ひとりの班長が私の目の前で憂顔を尖らせてきた。
もぶの声をそうけたけたとわらいとばすあやの姿。
遮んな。そんなおもいを兵達の前でぶちまける。
あやがそういいつつ兵達を見回した。
すると先程のもぶが整列の一歩前に出た。
あいつもぶにしてはいいやつだな(?)。
「それでは…はじめ!!!」
あやside
刹那なにかとなにかがぶつかる音が響いた。
何度も何度も交わる金属音。飛びかう戦火。
流石の迫力に目を瞑るものもいた。そりゃあね。
私ととわはしらたま国の中で最強だもんね。
両の脚をがばっとひらいて攻撃を避ける。
ふふふ。あやの身体能力に恐れるがいい!
余裕しかない頭でそんなことをうかべた。
といいながら追撃も容易に交わしていく。
間合いがわるいこと。もっとちかづかないと。
中距離戦は流石に薙刀の方が有利だしね。
その瞬間たがいが王手と確信した___が、
みなのめずらしい大声で私達は動きをとめた。
私はくわんくわんとしずかに日本刀を下ろした。
とわはだるそうにその薙刀を左の手に渡した。
ふたりともすこしだけしょんぼりとしながら。
みなside
今日もいいてんきだな。青空がぽかぽか。
そんなことをおもいながら訓練場へ向かう。
怪我人出てたら治療してあげなきゃだし。
…うちの近距離最強と中距離最強がやっている。
私は走りだしていた。流石に止めないとね。
大声にびっくりしたのかうごきをとめる両者。
体制を変えずふたりは各々顔を見合わせた。
自分達がやってしまったことにきづいたらしい。
とすこしいかりをこめてふたりにいう。
するとふたりはぴゃっと私の前に正座した。
ヤベとでもいいたそうな顔をしている。
どんどんつらつらと文章を並べていく。
あやが正座どころか土下座の近付いてきている。
なにやってんだか…説教しながらてあてしていく。
とわも随分反省してくれてるみたいでなにより。
あまとかせつとかはいっつもめんどくさがるのに。
ふたりには流石の私も溜息が止まらない。
夢の為につっぱしって怪我ばっかりしてさ。
ほんっと…仲間のことかんがえてほしい。
最後ふたりに釘をうってから私は訓練場を出た。







































編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。