バチバチッ!!
威吾は奥歯を噛み締めた。
俊一は威吾に刀を投げた。
威吾は刀を持ち上げた。
俊一は歩きだした。
俊一はリモコンを出した。
威吾は刀を強く握った。
椿は組長の前に立った。
正直俺はこんなことしたくない。
何せ、簡単に人を殺せる武器だから…
咲斗は懐から銃を出した。
威吾は刀を抜き構えた。
バッ!
椿は咲斗の前に立った。
威吾はそのまま刀を振り下ろした。
こんなことをやってはいけないことぐらい、わかってる。
だけど、やらなければ…母さんが…
椿は威吾に刀で切られ、出血し続けていた。
咲斗は威吾に向かって走りだした。
威吾は続けてまた刀を振った。
その振った刀もこれまた見事に命中した。
威吾は刀に付いている血を手で拭き取った。
手に付いた血をペロッと舐めた。
俊一と威吾は窓から外に出ようとした。
ガッ!
ライトは泣きながら威吾に尋ねた。
威吾はライトの首に衝撃を与えて気絶させた後、ライトに刀を振った。
俊一と威吾は建物のあちこちを自分の火で火を付けた。
2人は窓から脱出した。
そして、炎に紛れて、姿を消した。
燃えている建物の中から誰かの名前を必死に呼ぶ男の声がした。





















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!