第9話

#7 過去編⑤ 雑貨屋
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2025/10/20 11:00 更新
カランカラン
(なまえ)
あなた
(ここが雑貨屋さん)
(なまえ)
あなた
(いろんな物置いてある)
おじさん
いらっしゃい
おじさん
ランカさんか
またきてくれてありがとうね
ランカ
お久しぶりです。
店主さん
おじさん
おや?
おじさん
そこにいるのは...
(なまえ)
あなた
あ、僕は...
おじさん
これはこれはあなたの下の名前(カタカナ)様ではないですか
(なまえ)
あなた
そうだけど
僕のこと知ってるの?
おじさん
この国に住んでいる以上、知らない人はいないと思いますよ
おじさん
なにせ、この国の王女様
あなたの下の名前(カタカナ)・あなたの名字(カタカナ)様なのですから
(なまえ)
あなた
(そうだった...)
(僕、この国の王女だった)
おじさん
で、ここには何のようで?
(なまえ)
あなた
ただのお買い物だよ?
おじさん
(なまえ)
あなた
あと、様付けとか敬語とかできればやめてほしいな
(なまえ)
あなた
ほら、僕ってまだ子供だし、距離が感じてなんか嫌だし
(なまえ)
あなた
まぁ、僕の我儘なんだけどね
おじさん
あぁ、わかったよ
おじさん
じゃあ、見ておいで
ここには色んな物が置いてあるからね
(なまえ)
あなた
ありがと、おじさん
(なまえ)
あなた
(ほんとに色々あるな)
(なまえ)
あなた
(前世では学校以外でほとんど外に出なかったし、こんなお店に来ることもなかったんだよな)
(なまえ)
あなた
ん?これはキーホルダー?
広いお店の中で一つだけあなたの下の名前(カタカナ)には輝いて見えるものがあった
ランカ
あなたの下の名前(カタカナ)様、何か気になるものが?
(なまえ)
あなた
うん、これ
そう言ってあなたの下の名前(カタカナ)が指さしたのは
         「青色の月」
            と
         「銀色の星」
            の2種類のキーホルダーだった
ランカ
この2つですか?
(なまえ)
あなた
うん、だめかな?
ランカ
いいえ、全然大丈夫ですよ
ランカ
他に欲しいものはないんですか?
(なまえ)
あなた
う〜ん...
(なまえ)
あなた
あ!
じゃあこれも!
(なまえ)
あなた
おじさーん!
おじさん
はいよ
(なまえ)
あなた
お会計お願いします!
おじさん
えっと~
キーホルダーかな
おじさん
一個100円だから...
300円だね
(なまえ)
あなた
え?
おじさん
ん?どうかしたかい
(なまえ)
あなた
いやいや、安すぎませんか?
(なまえ)
あなた
(私の前世の記憶では700円ぐらいしてなかった?)
(なまえ)
あなた
(しかもクオリティも高いし)
おじさん
そうかい?
まあ、おじさんの趣味みたいなところだからね。
しかも、このお店には滅多に人が来ないんだ。
常連なんてランカさんが初めてだったんだから。
おじさん
ただ、一人でも多くの人に渡ったらいいなって思ってね
だから、何を言われようとずっとこの値段から変えるつもりはないよ
(なまえ)
あなた
そっか、おじさんはいい人だね
おじさん
そうでもないよ
(なまえ)
あなた
いいや、僕は少なくともそう思う
僕もおじさんみたいに人のためになにか出来る人になりたい
おじさん
そっか、
いや~嬉しいね、こんな事言われたのは初めてだ
ありがとね、お嬢ちゃん
(なまえ)
あなた
ん〜ん
どういたしまして!
ランカ
じゃあ300円です
また来ますね
おじさん
はいよ、またおいで
(なまえ)
あなた
じゃあね、おじさん
おじさん
ああ、またね
雑貨屋からでたあなたの下の名前(カタカナ)とランカ
辺りはすっかり空が橙色に染まっていた
ランカ
もうこんな時間ですか
そろそろ帰りましょうあなたの下の名前(カタカナ)様
(なまえ)
あなた
あ、そうだランカ
これあげる
ランカ
これは?
(なまえ)
あなた
さっきの雑貨屋さんで買ったキーホルダー
ランカに似合うかな〜って思って
ランカ
赤いお花のキーホルダーですね
(なまえ)
あなた
そうなの!
えっとねこの花は「カサブランカ」って言ってね
花言葉は..,
ランカ
「純粋」「祝福」「甘美」「壮大な美しさ」「威厳」「無垢」「高貴」「雄大な愛」とかでしたっけ
ランカ
どれもわたくしに合っていないような気がしますが
(なまえ)
あなた
でも、これは「赤い」カサブランカ
その花言葉は
(なまえ)
あなた
「優しさ」だよ
(なまえ)
あなた
僕にとってランカは優しい人だって思ったから
(なまえ)
あなた
それにランカは美しいと思うよ?
威厳もあるし
(なまえ)
あなた
この「カサブランカ」は、ランカにぴったりだと思ったんだ
(なまえ)
あなた
もらってくれる?
ランカ
はい!
ありがとうございますあなたの下の名前(カタカナ)様
(なまえ)
あなた
そういえばランカはいつも僕に対して様付けするし、敬語だよね?
ランカ
はい、そうですね
(なまえ)
あなた
外してもいいんだよ?
ランカ
いえ、わたくしがやりたくてやってるんです。
それに敬語は癖でして...
(なまえ)
あなた
そっか~、じゃあ仕方ないね
ランカ
そういえばあなたの下の名前(カタカナ)様って一人称「僕」だったんですね
(なまえ)
あなた
あ...
(なまえ)
あなた
そっそれは〜...
えっと~...
ランカ
ふふふ、大丈夫ですよ
(なまえ)
あなた
え?
ランカ
一人称が「僕」でもあなたの下の名前(カタカナ)様はあなたの下の名前(カタカナ)様ですから
ランカ
それに一人称が「僕」のお嬢様がいたっていいじゃないですか
ランカ
自分らしく生きることはいいと思いますよ
(なまえ)
あなた
ランカ...
(なまえ)
あなた
うん、やっぱりランカは優しいね
(なまえ)
あなた
ありがと、ランカ
ランカ
いえいえ
ランカ
それでは帰りましょうか
(なまえ)
あなた
うん!
(なまえ)
あなた
(自分らしくね)
(それもいいかもしれない)
そうしてあなたの下の名前(カタカナ)とランカは城に帰っていった






いらっしゃいませ
来てくれてありがとうございます。
今回はあなたの下の名前(カタカナ)さんとランカさんが一緒に雑貨屋さんに行くところでしたね。
そして行った雑貨屋さんはなんと、ランカさんがよく来るお店。
色々な商品があり悩むあなたの下の名前(カタカナ)さんでしたが、ふと目についたものがありました。
それが「青色の月」と「銀色の星」そしてお花の「カサブランカ」の合計3種類のキーホルダーでした。
カサブランカは花言葉で選びランカさんにプレゼント。
月と星はきっと一目惚れでしょう。
さて、2つのキーホルダーはどうするんでしょうね?
ちなみにこの時のあなたの下の名前(カタカナ)さんの一人称は「僕」でした。
あれ?おかしいですね。
学園の入学式のときは「私」だったはず...
まぁ、いいでしょう。
なに?気になるって?
まぁまぁ、落ち着いてください。
きっとそのうち分かるでしょうから。
はい、それでは
今回はここまで、
またのお越しをお待ちしております。

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