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第3話

 ♡ 黒尾鉄朗 《抱きついてみた》
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2026/01/24 23:07 更新










   体育館の端。

   部活終わりで 、 黒尾は

   ネットの片付けをしていた。


   汗で少し湿った黒い髪を 、

   雑にかき上げて。


   気だるそうに欠伸を噛み殺しながら 、

   ロープをまとめている。


   その背中。


   静かに近づいて 、

   一瞬だけ迷ってから 、 えいっ!! … と

   背中に腕を回して 、 ぎゅっと抱きついた。




 黒尾鉄朗 .
 __ ぉわッ  …  !? 





   黒尾の肩がびくっと跳ねる。

   ロープが床に落ちて 、 軽い音を立てた。




 黒尾鉄朗 .
 …  ちょ 、  オジョーさん!? 





   振り向こうとして 、 でも抱きつかれてるから

   中途半端な体勢のまま。


   首だけ後ろに捻って 、 ちらっと

   こちらを見る。




 黒尾鉄朗 .
 今のは普通にビビるっての  … 





   口ではそう言うけど 、

   声はどこか楽しそうで。

   ため息をつきながらも 、

   振りほどこうとはしない。




あなた
 誰もいないんだからいいでしょ? 



 黒尾鉄朗 .
 誰もいないとはいえさぁ  … 





   そう言いながら 、 黒尾はそっと

   自分の手を下ろして 、

   こちらの腕の上に重ねる。


   指先が触れて 、 ぴたりと止まる。




 黒尾鉄朗 .
 …  後ろからは反則でしょうが 





   小さく笑って 、 低い声でぼそっと。

   背中越しに伝わる体温はあったかくて 、

   さっきまで動いてたせいか 、

   鼓動も少しだけ早い。




 黒尾鉄朗 .
 仕方ないなぁ 、  ( 笑 





   そう言いながら 、 黒尾はゆっくり

   自分の身体を預けてくる。


   完全に体重をかけるほどじゃない 、

   でも逃げられない距離。




 黒尾鉄朗 .
 なに 、  甘えたい気分? 





   からかうみたいな言い方。

   でも否定されたらちょっと拗ねそうな 、

   微妙なトーン。




 黒尾鉄朗 .
 今 、  結構疲れてんだけど 





   そう言って 、 くすっと笑う。




 黒尾鉄朗 .
 ……   まぁ 





   一瞬 、 言葉を切って。




 黒尾鉄朗 .
 あなたの下の名前ちゃんからこんなことして 
 くれるのは嬉しいからいいや





   声が少しだけ低くなって 、

   体育館に響かないように抑えられている。


   そのまま 、 黒尾はゆっくり振り返る。

   腕を外させないように 、

   手首を軽く掴まれて。




 黒尾鉄朗 .
 はいはい 、 あなたの下の名前ちゃん捕まえた ( 笑 





   間近で目が合って 、

   いつものニヤッとした笑み。




 黒尾鉄朗 .
 今度やるなら 、  せめて俺に 
 声かけてからね?( 笑 





   そう言いながら 、 頭にぽん 、 と手を置く。




 黒尾鉄朗 .
 …… 心臓止まるかと思った  ~  ( 笑 



 黒尾鉄朗 .
 ( あなたの下の名前ちゃんが可愛すぎて。 ) 





   そう言うくせに 、

   その手はしばらく離れなかった。









 ♥︎︎
  𝙴𝚖𝚖𝚊 ちゃん リクエスト ありがとう 🍒♡  
  黒尾さん書くの珍しくて楽しかった 🥰🥰



 ♥︎︎
  解釈不一致だったら申し訳ないです 😥  





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