第12話

普通を求めてはいけない
3
2025/08/19 09:51 更新
〜入学して3日目〜
入学して3日目である。そろそろグループが形成されてきた。

女子のグループは墨・紬・凛・心・私の5人グループと、らら・真奈・絵里香・でかたまっている2つのグループが出来上がった。

女子って少ないよね。まあ、男子もか。

男子は中学と同じように全員同じようなグループかと思いきや、全く違っている。


なんて言うか、1匹狼がいる。誰も話しかけられないみたいな。

翔は早々にヤバいやつ認定をくらい、1人で過ごしている。

ただ、本人は全くこたえていないようで、むしろ1人を満喫しているのが幸いといったところ。


でも、紬や凛、颯真がちょくちょく話しかけているのを
見かけるので完全な1匹狼ではない。
ゆき先生
ゆき先生
今日は席替えしたいと思いまーす!
せ、席替えだと!?


紬・凛・心の3人と近くなりたい!墨は私から少し離れた方がいいだろうし。


いつまでも1人に依存しちゃダメだよね!
ゆき先生
ゆき先生
じゃあ、漫画みたいにくじ引きで
決めましょうね〜
ゆき先生
ゆき先生
あ、でも不正はダメですよ〜?
⋯⋯不正したら、間違いなく殺られる!!


多分、クラスメイト全員がそう感じたと思う。


ゆき先生怖いもん。
薬師凛
薬師凛
5人で近くの席だと良いわね
凛がコソッとささやく。


やっぱり、こうだよね!高校生活はこうでなきゃ!!
縫原紬
縫原紬
私いつも席の運ないからなあ
和久井心
和久井心
わ、私が祈っておくよ!!
そうそう!!これが、女子のグループの会話だよね!
(なまえ)
あなた
皆で一緒になれるといいよねっ
天野墨
天野墨
あなたの下の名前は自分の心配しないと⋯
天野墨
天野墨
全く
ハア、とため息を墨がつく。


た、確かにグループの中で私だけ離れたり
したけどさあ!!


薬師凛
薬師凛
あっ、次あなたの下の名前の番よ
(なまえ)
あなた
はーい
私は颯爽と教卓の前に躍り出た。


いざゆかん!素晴らしい未来への切符をつかむのだ!
ガサガサと素晴らしい未来への切符をつかむ⋯⋯のだが

なんかつかめない。


むむ、と思ったが最終的につかめた。


嫌な予感もちょっとするけど多分大丈⋯⋯
天野墨
天野墨
やっぱり言ったそばからやばいね
縫原紬
縫原紬
だ、大丈夫だよ!休み時間話しかけに行くから!
薬師凛
薬師凛
ここまでくるとすごいわね
和久井心
和久井心
まさか私達と離れる上に浮島くんの
隣の席なんて⋯⋯
なんか、そんな気もしてたよね、うん⋯⋯
(なまえ)
あなた
ぜ、絶望⋯⋯
テンションが上がった瞬間落とされる。

まさに鬼畜ですよね。

私が書いているというのに、あなたの下の名前さんには

毎回驚かされます。

席替えの詳細は次回発表します!


ところで前回席の表載せた意味とは⋯⋯。

泣きそうです。

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