あ、合宿まで飛びます。
現在 午前2時40分。
合宿は東京であるらしいため、集合時間は午前3時。
これじゃ確実に今からは寝れない。
僕のスマホにGPSは流石に入ってない。
でも位置情報 確認装置 が僕の付けたこの眼鏡には存在する。
世来瑞のみが感知出来るようにした、僕の位置だけが取れる呪具だ。
〔夢風〕
世来瑞はその昔、僕を御主人様と呼んで聞かなかった。
無理矢理でもやめさせたけどな。
いやさ?呼ばれる側としては小っ恥ずかしいわけよ。
様呼びには流石になれてるとしてもな???
部活終わったら速攻任務だったからな。
落とす時間もねぇわ どーせメイクしなきゃなのに任務で時間はギリギリになるのが目に見えてるわだったし。
呪術師、つーか僕だな。
僕にとって嘘は何にも変え難い武器だ。
呪術師は虚像の世界で生きてはいけない。
でも虚像を、それを武器にすることはできる。
性別すらひた隠しにし、見た目も声も変幻自在なこの僕なら、これ以上と無い武器にできる。
大抵が10分未満の遅行。
それ以上の時間が経てば基本面倒な奴に絡まれてると考えていい。
今はまだ、その時じゃない。
ごめんな?りん。
この任務が終わり次第、必ず教えるから。
自分で選んだヤツに隠し事はしたくない。
それが僕のエゴだと知ってしまっても。
だからそれまでは静かに待ってろ、りん。
あの家から、僕も侑も治も
全てを解放できるはずだから。
もう少しだけここで、この場所を守っていて。
さぁ気付く人はいるのでしょうか?
ってところがまた一箇所あるよ〜!探してみてね!
あといっとき音信不通ごめんなさい。
純粋にバイトで忙しかった。(言い訳)













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!