今日は練馬で少し厄介なことが
あったらしいので羅刹学園?
に預けられるらしい。
この前もらったくまさんを抱えて
船に乗っている。
僕もう14歳なんだけどな…
船を降りると無陀野さんが待っていた。
やっぱり慣れない…
目が…
ほっぺの焼き海苔は
この前と同じで引っ付いていた
一生消えない…
校舎の中に入ると、
なんだか声が聞こえてきた。
よく分からないいぬ…ねこ?
がむーむーいってる。
むっくんとお別れしたあと、
無陀野さんと教室…?に入った。
おっきい。
すると、無陀野さんはタイヤのついた
くつを滑らせてホワイトボードを
取りに行った。
無陀野さんは紙と鉛筆を置くと、
僕の目の前に椅子を置いて座った。
2年間くらいはクレヨンで書いてたから
鉛筆なんて久しぶりに持った。
少し不安だけど、頑張って紙に
「あなたの名字 あなた」と書いた。
無陀野さんは僕の後ろに回って
鉛筆の正しい持ち方を教えてくれた。
そう言うと、ホワイトボードに
漢字を沢山書き始めた。
沢山の漢字にちょっぴりびっくりする。
久しぶりに見た漢字。
小学6年生の8月くらいに桃機関に
連れて行かれたから、見たことあるような
漢字も混じっていた。
急いで書き写すと、ある程度書き終えた
無陀野さんが振り返って僕の紙を見た。
1時間くらい経つと、紙は漢字でいっぱいになった。
手つかれた…
やっぱり怖い…











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!