第17話

013
463
2026/02/17 08:08 更新
2日後
今日は無陀野さんたちがくる日
ちょっぴりたのしみ…
あなた
…?
カウンターで馨と本を読んで数時間ほど経つと、
古本屋に8人くらいのお客さんが来た。
………頭からふる…
みどり、おれんじ、きいろ…
そういえば、金髪のひと無陀野さんににてる…?
無陀野さん似のひとは本を三冊手に取って
カウンターに来た。
???
これをくれ
並木度.
お包みは?
???
「間に合っている」
並木度.
並木度.
無陀野さん御一行ですね。
練馬に入った時点で情報は入っています。
無陀野さん…!
カウンターから少し顔を出すと、
無陀野さんと目が合った。
あなた
…!
あなた
むだのさん…!
???
?こいつ誰?
オレンジ髪の人が馨に聞くと、
馨は僕の頭を優しく撫でて答えた。
並木度.
この子はあなたくん。
少し前にこっちで保護して
一緒に生活してます。
並木度.
ほら、自己紹介できる?
あなた
…あなたの名字、あなた…です…
???
あなたか!ちっこいな、何歳だ?小学生くらいか?
オレンジ髪の人は屈んで僕と目線を合わせた。
あなた
あなた
……
あなた
………
初めて関わるタイプ…
怖くて馨の後ろに隠れると、
馨は苦笑しながらも僕を膝に乗せて
だっこしてくれた。
並木度.
すみません、うちの子
少し人見知りで…
???
あ、怖かったか!?
わりぃ!
オレンジ髪の人は手を合わせて
謝ってくれた。
優しい人…?
馨は僕を抱っこしたまま
何かの説明を始めた。
並木度.
皆さん本を物色しながら聞いてください




















鬼機関は偵察部隊、援護部隊、戦闘部隊があるらしい。
そしてここは偵察部隊。
いっぱいある…難しい…
ある程度説明が終わると、無陀野さんは
こっちに歩いてきた。
無陀野.
…課題は終わらせたよな?
あなた
うん…
今思い出した、終わりのない課題…
一応終わってはいるけど、
合ってるかどうか分からないから
ちょっと不安になりながらも
カウンターの下から取り出して差し出す。
無陀野.
…あぁ、確かに全部できているな。
ただ字が汚い。
???
じゃあな、あなた!
あなた
、!うん…!
無陀野さんは課題を受け取り
店からでていった。
出ていく前、オレンジ髪の人は
手を振ってくれた。
優しい…。
.
あなたくんが四季くんに人見知りして
内心ちょっと嬉しい馨さん。
色々な人と関わって成長してほしいけど
自分の手で守り続けるのも
悪くないなと思ってます。
.
真澄さんは完全に自分で
庇護したいタイプだけど
時々あなたくんに
嗜虐心が湧いたりもします。

プリ小説オーディオドラマ