東中に近づくにつれ、猫の数が多くなっており、2人はくしゃみをしたり腕をかいたりすることが増えていた。
〜東中の校内〜
着いていけば人気も猫気もない場所に案内される。がたつく扉を開け、階段を最上階まで上がり、奥の部屋まで進む。
青いカーテンを纏った部屋の前まで行くと、クロノアはこちらに向く。
そういうとドアを開け、中に入る。続いて中に入ると基本ものは青のものが多く、ソファや大きな棚など普通の教室じゃありえないものが沢山ある。
さすがに猫が多いからか、キャットタワーも何個か置いてある。今日は俺たちのために居なくしてくれているらしい
と言いながらクロノアはらっだぁを担ぎ、ぺいんとを脇の下に持つ
クロノアは空いていた窓に足をかけ、宙を舞う。このまま真っ直ぐに行くはずもなく、重量に任せるように下に落ちていく
華麗な着地を見せる。
今にも死にそうになっているふたりとは裏腹にクロノアは2人を連れてすぐ校舎の壁に隠れる
クロノアに案内され、手を振ってわかれる。猫が俺たちに飛びかかろうとしている所を必死にとめているとこを見ると申し訳なくなる。
外はもう夕方で夕日が落ちてきている。家に帰るまでの道だが、どうもらっだぁが静かだ。
聞いてみるも
と返されるだけだ。何かあったのかと思いながら、俺はいつも通り話題の1つを口に出す
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!