第8話

アスノヨゾラ哨戒班🎴⚡ 【リク】
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2020/06/06 03:50 更新
※現パロ。
※高校生。

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善逸-side
﹊﹊﹊﹊﹊
……夢なんてものは、俺にはなかった。

生きる意味なんてもう、わからなくなった。
なんの為に、俺は生きているのだろうか。
我妻善逸
我妻善逸
……ん
重い瞼を開けて、今日もまた目を覚ます。
カーテンの隙間から差し込んだ光に、思わず顔が歪んで。

……明日なんて来なければいいのに、と。
今日もまた、ぽつりと……そう零した。
* * * *
……授業を抜け出し、屋上へと上がる。

今日は何だか、朝から気分が悪い。
体調が悪い訳ではなく……精神的に、気分が悪かった。
……こんなにも空が眩しいからだろうか。

何千年、何億年と光り続けるそれは、俺とは真逆の存在だった。

天気が良く、雲一つない青空。
太陽の光がより際立つ季節に差し掛かってきた今日この頃。
我妻善逸
我妻善逸
……はぁ
思わず、溜め息が漏れる。
ただ、なんの夢も目的もある訳でもなく。

……ただ、何となく生きているだけ。
俺は……そんな人生に、少し嫌気が差し始めていて。
* * * *
我妻善逸
我妻善逸
……ッッ!!
ガバッ、と飛び起きれば、冷たい空気が頬を掠めた。
空には……幾千もの光と、三日月。
どうやら俺は、いつの間にか寝てしまっていたようで。
辺りはすっかり暗くなってしまっていた。
???
……こんな所で寝ていると、風邪を引くぞ?
背後から響く、優しい声。
驚いて勢い良く後ろを振り返ると。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
こんばんは! 気分はどうだ?
……透き通った赤い瞳と、優しい笑みが印象的な少年がそこに居て。
我妻善逸
我妻善逸
……誰…?
竈門炭治郎
竈門炭治郎
俺は、キメツ学園高等部1年A組…竈門炭治郎だ!
1年…ということは、俺より一つ下。
てっきり、同い年か年上かと思っていたから……少しばかり驚いた。

そこで、俺に丁寧に掛けられている布の存在に気付く。
我妻善逸
我妻善逸
……これ、お前の?
竈門炭治郎
竈門炭治郎
あぁ! 夜は冷え込むから、風邪を引くと思って……掛けておいたんだ。
我妻善逸
我妻善逸
そっか。……ありがとう
その上着を、主に返して。
俺が帰ろうと思った時に、炭治郎は…口を開いた。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
……何か、悩みでもあるのか?
我妻善逸
我妻善逸
……え?
竈門炭治郎
竈門炭治郎
……複雑な匂いがする。色々な感情が混ざったような……そんな匂いが。
我妻善逸
我妻善逸
匂い……。
……炭治郎から、心配の音がした。
見ず知らずの俺を、本気で心配してくれてるんだな……。
我妻善逸
我妻善逸
……俺の話、聞いてくれるか?
竈門炭治郎
竈門炭治郎
……あぁ、勿論!!
そう言ってニカッと笑った炭治郎が。
何故だか……闇を照らす、綺麗な魁星のように見えて。
全てを話し終えた時には。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
……君と俺も、また……明日へ向かって行こう。人生、何が起きるか分からないんだぞ?
そう言って、お前は笑って。
あぁ、どうか神様。
もしもこの時間が、夢で終わってしまうのなら。

昨日を、変えさせてなんて…言いやしないから。

──また明日も、君とこうやって笑えたら。
我妻善逸
我妻善逸
……早く、日が昇らないかなぁ…。
1人、布団に潜り込んだ俺は。

小さくそう呟いた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
………ムズいッッッッ((((((((
(  ¯-¯ )

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