第8話

小平太 の段 二章
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2025/09/28 10:12 更新
あなた
…あ!さっき歩いていたらあの子たちが話しかけてくれたんだ
小平太の兄弟?
小平太
ああ!
話の邪魔になると悪いから違う部屋に入ってもらったのだがな
小平太
何か喋ったか?
あなた
えーとね…
小平太が私のこと話してる?から私のこと知ってたみたいで…弓が上手とかお菓子好きとか
小平太
何だそういことか
失礼なことは言ってなかったか?
あなた
いや、皆良い子だったよ!
小平太に似てて可愛かったし
あなた
子供って、やっぱり可愛いね
良いなあ
ん…!?私今とんでもないことを言ったような。



これじゃあ「小平太との子が欲しいです」って言ってるようなものではないか…?



本心といえば本心だけど…この微妙な関係で言うべきではないので色々とまずい!!
あなた
あっほら、私妹とかいないから年下の子新鮮でそれで…
小平太
別に誤魔化さなくてもいいぞ?
バレてた…松千代先生のこと理解した気がする。
小平太
きっと私たち良い家族になれるな!
あなた
そう…だといいな
小平太
だからあなたの下の名前には頑張って貰わないと…
あなた
頑張るって何を?
小平太
すまん、妙なことを言った
忘れてくれ
そろそろ戻ろう!
この後、双方の同意のもと正式に結婚が決まり、式の日が決まった。
小平太と祝言をあげたその日の夜。



湯浴みを終えて、この寝室に入ったらすることは多分一つ…



あの体力馬鹿のことだし、行為も乱暴なのだろうか。



体調は万全にしてきたけれども…心配だ。



だって私は…
小平太
あなたの下の名前?
あなた
!!
急に小平太が出てきたから情けない声を上げるところだった、危ない。
小平太
何しているんだ?
早く入れ
部屋に入ると心臓がどきんと波打った。



二つの布団が隙間なく並べられていたからだ。



湯浴み前悩んだ末、手のひら一つ分隙間を空けて並べたはずなのに…!?
小平太
布団離れていたからくっ付けておいたぞ
あなた
あ、ああありがとう
布団をジーッと見ていたからバレてしまった。



というか小平太その気じゃん!!



いや夫婦なんてそんなもんでしょ、元々この結婚の意味なんてやることやらないといけないんだし。



そうだやるしかないのだこの恐怖を払え…っ!!
あなた
よ、よろしくお願いします…!
三つ指をついて小平太の方に向かって頭を下げた。
小平太
あなたの下の名前、顔を上げてくれ
あなた
…え?
言葉通り顔を上げるとすぐ側には小平太がいて私を抱きしめてくれた。



それは兄弟にする時と同じような温かさがあって、震えていた手が止まる。
小平太
怖いか?
あなた
私さ、は、初めてだから…
少し、怖い
小平太
本当に少しか??
さっきのあなたの下の名前の声史上最低音だったぞ
あなた
…結構怖いです
小平太
でも大丈夫だ、細かいことは気にするな
細かいことは私に任せておけ
あなた
分かった
耳元で言われたその言葉に思わず目が潤んだ。
あなた
ありがとう小平太…
ん?
お腹辺りに何が固いものが突き当たりだした。



まさかこれって…
小平太
すまんあなたの下の名前!
もう我慢出来ん!
あなた
えっ…!?
んぅ…っ
突然押し倒され、口吸いに驚きながらも、私は目を閉じた。



小平太に身を委ねるつもりで。

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