いつも通り 、早く寝て早く起きる 。
そして、仕事に行くだけ 。
そんな平凡でごく普通な 、
そんな生活をしているはずだったのに ___
祥/ん 、、
祥/え、ここ何処 、?
目に飛び込んでくる景色は昨日寝る前に見たものとは全然違う。
首が痛くなるほど見上げる高さまである本棚 。
上の本棚へ行くための木製の細長い脚立 。
真ん中に金色の天球儀のオブジェがあり、
その周りを、煌めきを放ちながらふわふわと浮かぶ本 。
天球儀を10色の光でほのかに照らしている繊細な模様のステンドグラス 。
その周りを囲む、11色の雫型の小さなステンドグラス 。
何もかもが非現実的な図書館だった 。
__ でも 、悪い気はしなかった
元々読書が好きだったから 、ここにある本に興味が湧いたのだ 。
... どんな 、素敵な本と出逢えるだろうか 。
今までにない程胸を高鳴らせて 、1つの本を手に取った
それを開いた瞬間 、辺り一面に光が広がった __












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!