バタン
あ、危なかったぁ……
危うく正体がバレるところだった、
イメチェンって本当に人を変えるんだな
なんだか力が抜け、ドアの前で座り込む
落ち着き、顔をあげる
部屋は暗くて、誰もいないみたいだった
ご飯を簡単に済ませ、お風呂も入りベットにダイブする
ボフッ
何だか落ち着かない…
嫌な感じ、
少し目を瞑ったと思えば、私は眠りについていた
、??ー?目線?ーー
ここ…どこ、?
ふわふわとしたこの感じ、落ち着くな
何か、声が…
えっ、
グサッッ
何か聞きたくもないような音が聞こえた
ふと手を見ると
血がついた手。これは、誰の血?
ポタ
震える手で、ーーは頬を触ってくる
聞こえない、聞こえないよ
なんて言ったの?何か言ってよ、
頬を触ってきた手を握りしめる
強く…強く握りしめたかった、でも、
消えた、いつも大切なものを無くす
まただ…
次は離さないって、決めたのに













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!