第55話

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2026/07/06 02:00 更新




    待ち合わせ場所は

    駅から少し歩いた古い商店街だった

    休日の昼間なのに人はあまり多くない 。

    音楽好きが集まる店がいくつかある場所で

    有名なところらしい




_@_
 ヌナ 




    振り返るとドンミンが歩いてくる

    いつもどおりのラフな格好なのに

    なぜか目立って見えてしまう




_@_
 お待たせしました 
You
You
 全然  ,  今来たから 




    一日だけの恋人  …

    思い出すとなんだか変な気分になる




You
You
 どこ行くの  ? 




    そう聞くとドンミンは小さく顎を動かした




_@_
 レコード屋  ?  
 行きたいんですけど 
 ヌナは大丈夫ですか 
You
You
 うん  !  もちろん 
You
You
 私も意外と好きだよ 
_@_
 え 
_@_
 …  もっと早く聞いとけば良かった 
You
You
 ㅎㅎ 




    並んで歩く距離はいつもより少し近い

    でも手は繋がない

    レコード屋のドアを開けると

    古いスピーカーから音楽が流れていた




You
You
 ここよく来るの  ? 
_@_
 たまに 
_@_
 最近は忙しくて来れてなかったです 




    棚をゆっくり見て回る横顔は

    仕事のときより少し柔らかい

    何となく見て回ってたら

    一枚のレコードを差し出された




_@_
 ヌナってこういうの聞きます  ? 
You
You
 それは知らないかも 
_@_
 いい曲ですよ 




    視聴機に乗せると音が流れ出した

    静かなボーカルとゆっくりしたピアノ




You
You
 この曲すき 
You
You
 レコードの音落ち着くね 
_@_
 ㅎㅎ 
_@_
 ですね 




    午後はカフェに入って音楽の話をして

    仕事の話をして くだらない話をした

    ほんとに恋人みたいに




_@_
 …… 
You
You
 ありがと  ,  ㅎ 
_@_
 いいえ 




    車が近づいて来た時に引き寄せてくれたり

    何も言わないのに立ち振る舞いはスマートで

    でも どこか少し距離を守ったまま








    夕方になる頃 お店を出て川沿いを辿りながら

    話してたら空が少し暗くなって

    街灯がつき始める




_@_
 ヌナ 
You
You
 ん 




    至近距離で呼ばれて思わず心臓が跳ねた




_@_
 今日 どうでした  ? 
You
You
 すごい楽しかった 
You
You
 普段ゆっくりできないし 
 休みの日は寝てるから
_@_
 それは良かったです 
_@_
 なんか想像できますね 
You
You
 ㅎㅎ  でしょ 




    風が髪を揺らしたそのとき

    ドンミンの手がそっと私の頬に触れた

    びっくりするくらい優しくて

    逃げる隙なんていくらでもある触れ方なのに

    逃げられなかった




You
You
 ……… 
_@_
 ……… 




    顔が近づいて息が止まる
    キスする そう思った瞬間

    空気がぴたりと止まった

    ほんの少しの距離を残したまま

    ドンミンが苦しそうに笑う




_@_
 だめですよ , ヌナ 




    低い声 手がゆっくり離れていく




_@_
 こんなことしたら 
_@_
 ヌナがちゃんと
 選べなくなりますから 




    視線が落ちる  。 なんだろう胸が痛い




_@_
 それは嫌だから 
_@_
 ちゃんと選んで 
You
You
 ……… 




    私は何も言えない

    ドンミンは少しだけ困ったみたいに

    眉尻を下げて笑った

    




_@_
 最初から決まってたんじゃないですか 








    久しぶりの更新すぎる  ー  !!

    大学の課題と一人暮らしが

    思ってたより忙しすぎてろくに書けてない !




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