第2話

雨の放課後
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2026/03/14 17:01 更新




雨の降る放課後



傘を忘れて学校に雨宿りしていた。





ザーザーザザー



テサン
テサン
いつまでいんだよㅎ

.
.
(!、??)

.
.
あ、いや傘忘れて、
テサン
テサン
バカだな、ㅎ
 
テサン
テサン
えまって、俺もじゃん、
.
.
バカはどっちですか、?ㅎ



相合傘で一緒に帰れるなんて期待してた私が

恥ずかしく感じる。

テサン
テサン
どうしよ、帰れないぞこれ

.
.
でもまあ濡れて帰るのもあり、


一緒に帰れるんだったらなんでもありだよ、

テサン
テサン
あなたがいいなら行くけど
.
.
うん、






テサン
テサン
  はい、

君が手を差し伸べた、

どういうこと、?

私が掴めばいい、?


私のこと別に好きじゃないくせに、
手繋いでいいの、?
.
.
.
.
?!、、//




急に君が、私の腕を掴んで走り出した、

手を合わせることは出来なかったけど それでも

君の身体に触れているというこの状況が私をどうも狂わせる。




.
.
っ、///



雨のせいで、シャツが透けてる

少し妖艶な君に

またひとつ私の心が堕ちる音がした。



テサン
テサン
お前、どこ見てんの、

.
.
は、どこも見てな、い
テサン
テサン
嘘つくの下手だな、ㅎㅎ


そう言って、シャツを見下ろし

私の顔をまた見て

片方の口角だけ上げた。












走っていたら途中、信号が赤になり、同時に足を止めた。


走ると鼓動が早くなるけど

余計に倍のスピードでドキドキしている




きっと今、信号の赤より顔が赤になってる



.
.
(熱い、、)




信号のカウントダウンが遅刻しそうな時みたいに

遅く感じる。




そんなことを考えていたら、

信号が青になった。

テサン
テサン
ごめん、

テサン
テサン
こっちの方が走りやすい、


目を合わせないままつぶやく君は、

私の腕を離して、手を繋いで走り出した。









恋人繋ぎじゃない、

だって君には相手がいるから。

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