──昼・博麗神社にて
──夜・紅魔館の裏口付近
──裏口の中
裏口から出ると、魔理沙さん曰く
別館だそうだ。建物は古そうな木造建築で
魔理沙さんの家並みにツタが絡まっている
魔理沙さんがその建物の扉を
静かにこっそり開けると声が聞こえた
(⚠️これから観覧注意⚠️)
ボコッビシッ………
ビシッバンッ
キィィィバタンッ
キィィィバタンッ………
身体には沢山の痣や傷跡。
しかも、少し血が出ていたりする
そんなとても可哀想な身体を涙目で
見つめながら今にも泣きそうな声で言う
フランが微笑んでそう言った。
でも、それは きっと本心では無いのだろう。
私にはわかる。あの笑顔が 作り物だと……
フランによると、両親が死んで、
私が倒れてから 数年後、
急にあの別館に連れて行かれて
暴力・暴言を振るわれるようになったそう。
そして、レミリアから聞いた
『フランは好き好んで地下で寝ている』
というのは全くの嘘で、
強制的にあそこで寝させられているそうだ。
私も 本当に申し訳ないと思う……
──そして、今はフランを助けるため
裏口から、魔理沙さんの家へ
空飛ぶほうきに乗って向かっている


















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!