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第3話

最近あの変態が夢に出るんだが
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2026/07/31 03:36 更新
御影
御影
ふぅ……眠れないからって散歩に出たところで、眠くなるわけでもなし……
実家の裏山山頂。ふわりと飛んで着地した小高い岩場は、通っている中学校を含めた田舎の市街地を一望できるポイントだ。
夜風が前髪を掻き上げて、木立をざぁぁっと撫でていく。
眼下のむこうの街のうえにはぽかりと満月。
御影
御影
なんか昼に会ったアイツ、見覚えがあるようなないような……
ふう、と目を閉じる。
見慣れた市街地の夜景から、まぶたの奥の暗闇へ。


ーーーーーー


カチリ
と、自分が握りしめる銃口に、軽いものが当たる感触。
有咲
有咲
直接会いに来て良かったわ。死神を演出する殺戮者がこんな美人さんの日本人女性だなんてね
そのスーツ胸元には、国際警察の英字(アルファベット)。
御影
御影
……ふぅん、国際警察機構ICIB……。貴女は分析官って訳ね
有咲
有咲
ご明察。お近づきの印に連絡先交換しましょ。メインツール何使ってる?line?Insta?それともEmail?
御影
御影
ふん、とんだ変態ね
(なまえ)
あなた
ふふ、ありがと!!
御影
御影
……!? (そうか、コイツに似てるんだ……!)
御影
御影
ーーアンタ、名前は?
有咲
有咲
            
御影
御影
なに、きこえな……
ーーーーーー

肌をすべり木立を揺らす風音。
目を開けると、疎らな明かりを灯す田舎の市街地が遠くにみえる。

生々しい現実味を帯びたあの景色は……
御影
御影
………夢………?

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