僕と、ことりと遥さんは明日に向けてのおせち料理を作り終えた。
そこに父さんとマリアが帰ってきて、都と椿も合流すると、軽い昼食を摂った後、・・・
ことりは皆をリビングに集め、宣言通りクイズ大会を開催した。
各々が考えるのに合わせて、父さんが声をあげた。
もっともかまぼこなら僕だって知っている。
なので僕も手を上げて答えようとしたのだが、
都に先に言われてしまった。
各自が考え始めると、声をあげたのは椿だった。
椿は記憶の中から、ゆっくりと言葉を引っ張り出した。
黒豆、先ほどの二つに比べてやや難しくなった気もするが、まぁ一応僕にはこれくらいの教養がある。
僕は料理の時のお返しだと言わんばかりに、目一杯ドヤッてやった。 ただ、ことりに返された言葉は、
ということで思いっきり出鼻をくじかれました。
ドヤッてた自分がめっちゃ恥ずかしいです。
そのあとも何問かがことりから出され、僕らが自由に答えるという流れが続いた。
窓の外側では、日か沈み始めた頃。
ことりもネタがなくなったのか、大晦日のクイズ大会も終了となった。
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!