唇に向かって走りに行った。
唇の前につき、1番目が他のところにいるのを確認してから唇の声を聞いた。
「あの人に無理やりされて子供ができた。」
「痛いと言ってもやめてくれなかった」
「こんな子供愛せない」
「いらない」
「もし産んだとしてもすぐに…」
「殺してやる…!!」
そんな…嘘だ…
どうして、…あんなに幸せそうだったのに…
このままだと…1番目が危ない、…?
私は1番目の元に走った。
周りを見渡して、1番目がそう言った。
確かに殺風景で、赤い肉が敷いてある。
ぐろいし汚いし、ベッドと段ボールとゴミ箱しかない。
(たまに鉄パイプもある)
意外と殺風景なのに、隠れる場所は多い。
かくれんぼしってるかな?()
タッタッ…
といって、目の前の部屋に入った。
ここにもいない…?
ベッドの横に隠れていた。
カーン
カーン
重い重低音が、鼓膜に振動する。
しまった…
ぐいっと腕を引っ張った。
その途端、「カンシ」が現れる。
あとは私が引き付け_______。
なんで私についてこないの!!
…まさか
生きてる子を狙うの、…?
カタカタカタカタカタカタ
カーン カーン
けたたましくなる音に耳を塞ぎたくなる。
そしてなんとか1番目は部屋に逃げ込んだ。
カンシは標的を見失い、どこかに消えていった。
そういえば眠気に襲われるんだっけ。
…
むぎゅ
あ、寝た
なんか悶えてたけどいいや
あ、当たってたんだ、何とは言わないけど














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!