僕の1試合目は上鳴さんからだった。
上鳴さんかぁ〜…と考えているとスマホが
バイブ音を鳴らし、電話の着信を知らせた。
名乗らない悟に僕がツッコむと、違うわっ!
と否定する悟。
“ それじゃ、 “ と言い、電話を切ろうと
する僕に悟が待ったをかけた。
表面上では何とも無いような顔をしているが、
内心ではガッツポーズをして他人に覗かれたら
絶対に引かれるくらいの荒ぶりようだった。
やっとのことで個人戦が始まった。
お昼にご飯を食べて、身体が温まったころ。
しかも、身体も動かして、更に温まったって
急に眠気が襲って来た。
だから近くにいた麗日さんに自分の順番が
来たら起こしてくれと頼んでから
眠りについた。
うるさい…
うるさい、うるさい…、!
うるさいうるさいうるさいうるさい!!!!
誰なのっ、!
靄がかかって見えない…っ
言葉も途切れ途切れで聞き取れない、!
ん、誰かが僕を呼んでる…?
誰かに揺すられ、僕の身体に衝撃が走り、
急激に意識が戻る。
そうか…今雄英体育祭の護衛にきて…
“ 頑張って “ か…
久しぶりに一般人に初めて言われたかもな…
口を開けば罵倒罵倒…
なんで息子を助けてくれなかったん
ですかって?
あんたの息子がバカなことをしたからだよって
言いたくなるわ…
あ、いや、1回だけあったな…
アイツ、元気にしてるかな……
ま、応援の話とかは今はどうでもいいや、
とにかく、後輩達が来るんだ。
かっこいいところを見せて、呪術師としての
プライド、先輩としての意地をみせないと。
と、少し大袈裟に僕の事を紹介した。
そして、試合開始の合図が鳴り響いた。
どこからともなく、野薔薇の声が聞こえた。
もう来たのか…
さすが悟だな( 笑
僕が野薔薇達を探してきょろきょろ
していると、
僕はほくそ笑む。
そう言いながら上鳴さんに近付いて行く。
そして、腰を抜かしている彼に手を伸ばす。
手を取った上鳴さんを自分の胸の方へ
引き寄せ、耳元で
微笑を浮かべながら、手を離し、
先程見つけた後輩達の元へと歩いて行く僕。
僕を見つけるなり、野薔薇が僕に向かって
走りながら抱き着いてきた。
見事に野薔薇を受け止め、華麗にハグをする
僕達に、それを呆れながら見る恵の視線が
少し痛い(
恵を揶揄うと、直ぐに顔を真っ赤に
染める。
と、駄々を捏ねた子供みたいに拗ねる悠仁。
と僕が言うと、顔を綻ばせ、こちらへとくる
悠仁と、少し照れながらでも、こちらへきて
ハグを求める恵に、可愛いなと思いながら。
ただ。ただただ今だけは。死なないでと呪いを
かける。
悟side
後輩達とハグをするあなたに、少しの
安心感を覚えた。
いつも、不安げな顔で毎日を過ごしているが、
後輩や、僕らと話している時は、少し表情が
和らぐ。
ただ、これは長年一緒にいる僕や、傑ぐらい
にしか気付かれないけど…( 笑
ただ、この変化は嬉しいはずなのに、
なぜか、
それに嫉妬をしている自分がいた。
この間、この小説開いたら、ランキングにのってたんです!!!
本当に有難いです!
感謝の意を込めて、いつもより長めに書いちゃいました😉🌟
人生初のランキングなんで、つい興奮して、プリ小説見てる友達に
登校中即話してしまいました🤦🏻♀️💕
僕って結構欲深いので、じゃんじゃんスポラと
お星様照らしちゃってください🫶🏻︎💕︎︎

この日だけ閲覧数やばかった( 笑










編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。