森で立ち話するのもなんだし、
家でお話しよう、ということで
家に連れてきた .
意識が飛んだ少年は魔法で運び
ベットに投げた .
残りの少年3名は 、
怪しむような目をして私を観察してくる .
観察する限り 、学生らしい .
メッシュの入ったどこかふわふわ
した少年、
感じ取るに幻術が上手いと見た .
でもきっと、私と同じ .
赤い髪をまとめた口数の多いどこか
キョドっている少年、
感じ取るに戦闘術が上手いと見た .
でもきっと、彼もまた私と同じ .
銀髪褐色肌のどこか冷静だけど
興味の無さそうな少年 、
感じ取るに創造術が上手いと見た .
でもきっと、彼も同じ、私と同じ部類 .
紅茶を飲みながら一呼吸 、
そう言ってみせると、
彼らは戦闘態勢に入ってしまった .
紅茶を出してやったというのに
感謝もなしにこのザマか .
私は彼らと出会ったときから感じ取って
いた " 魔法管理局極秘記録 " を魔法で
たぐり寄せた .
_________ 魔法管理局極秘記録 、
魔法学園にて追放者が発生 .
追放者について公言を禁ずる .
今後、追放対象である劣等生に
焼印をすることをここに決定する .
__________ 記録 1xxx年 xx月 xx日
NEXT .











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。